ドル円 【見通し・予想】FRB当局者がそこまでハト派的な発言をしてない事からドル高に テクニカル分析・ファンダメンタルズ分析 CFTCポジション比較 2020年9月25日(金)の週を終えて
2020年9月25日(金)の週を終えて
FX ドル円のチャートとCFTCの大口の動向、そして個人のポジション状況を見ながら
相場の分析をして今後のドル円の相場の見通しや
価格を予想していきます。
チャンスがあれば国内FX口座を利用して、
ドル円をトレードしていくつもりでいます。
それでは、各章の状況を見ながら、相場を予想していきます。
ドル円 テクニカル分析・ファンダメンタルズ分析 CFTCポジション比較から相場の強弱を予想(2020年9月25日(金)の週を終えて)
#ドル円・俺ニカル分析
2020年9月25日の週を終えて株価の暴落と欧州のロックダウン懸念で
リスク回避のドル高の1週間だったまたシカゴ地区連銀のエバンス総裁の発言で
インフレが2%になる前に利上げする事は可能
と発言した事で、FRB当局者は
それほどハト派ではないのか?と懸念されドル高に pic.twitter.com/r4RSxu2G6V— 堅実なる投機家@-471万円・原油相場で負けた分を取り戻し中 (@kenjitutouki) September 27, 2020
上記ツイートで大枠について述べていますが
この内容をもう少し深く掘り下げて分析していきます。
円のCFTCの大口のポジション状況
ドル円の個人のポジション状況
ドル円のポジション状況 まとめ
大口は大量に円買いをしてきた中で
85%もあった個人のドル円の買いポジションが減りました。
ドル円の価格は反転上昇しているのを見ると
個人の買いのロスカットを巻き込んで反転上昇したようにも思います。
ドル円 テクニカル分析
ダイジェスト
- 週の始めに大きく下落したもののボリンジャーバンドの-3σで買い支えられました
- その後、ボリンジャーバンドの+2σで買い支えられ反転上昇を継続し一目均衡表の基準線と25日SMSまで上昇して週を終えました
直近のレジスタンス
106.30あたりに75日SMAがあります。
25日SMAや基準線まで戻ってきたことから
次のターゲットはこのあたりじゃないかと思います。
直近のサポート
104.7x
ボリンジャバンドの-3σタッチして戻ってきたので
このあたりはサポートとして根強いのかなと思われます。
ここ最近、FRBの緩和や長期間の低金利維持のネタでドル安相場が続いていましたが
なかなか104円を割る事はないので
このあたりが限界なのかな?とも思われます。
ファンダメンタルズ分析と値動き
2020年9月21日(月曜日)から9月25日(金曜日)の週のファンダメンタルズを分析していきます。
9月21日(月曜日) FX ドル円 ファンダメンタルズ分析
欧州で新型コロナウイルスの感染が拡大している事で
リスク回避によるドル高となった。
イギリスではロックダウンが再び導入されるかもしれない懸念が台頭しているようです。
またアメリカの最高裁判所のルース・ギンズバーグ氏が死去した事を受けて
追加の景気刺激策が決まらない可能性が浮上し株価が失望感から暴落した。
これが嫌気されてリスク回避のドル高となった。
この日はリスク回避による円高もあったが104円あたりで底堅さを見せたことから
買い戻しが強くなり、ドル高相場につられてドル円は買い戻される動きとなりました。
安値103.996 → 終値104.632(+63.6pips上昇)
9月22日(火曜日) FX ドル円 ファンダメンタルズ分析
この日はシカゴ地区連銀のエバンス総裁の発言に反応しドル高となりました。
エンバンス総裁は『インフレ率が平均2%になる前に利上げする事は可能』と発言し
市場参加者はインフレが上振れるまで低金利を維持すると見ていただけに
これはインパクトが大きく、ドルが買い戻される動きとなりました。
安値104.400 → 終値104.923(+52.3pips上昇)
9月23日(水曜日) FX ドル円 ファンダメンタルズ分析
アメリカの株式市場が暴落している中で
ドルがリスク回避による上昇を見せており
FX市場は全体的にドル高となりました。
リスク回避のネタは主にアメリカの追加刺激策が纏まらない事や欧州での新型コロナウイルスの感染拡大が背景にあります。
またFRB当局者の発言が出ている中で
市場参加者はそれほどハト派的な発言をしていないと評価しているふしがあり
ドル高となっているようです。
安値104.823 → 終値105.352(+52.9pips上昇)
9月24日(木曜日) FX ドル円 ファンダメンタルズ分析
アメリカで新型コロナウイルスの追加経済対策を巡る協議が再開するとの期待から
リスク回避で買われていたドルに売りが出たようです。
しかし、ドルの相場自体は十字足で終わり
ドル円も十字足で終わりました。
始値105.352 → 終値105.381(+2.9pips)
9月25日(金曜日) FX ドル円 ファンダメンタルズ分析
前日、新型コロナの追加経済対策の協議が再開する期待感が出たものの
この日は経済回復の鈍化懸念や追加経済対策の不透明感や
アメリカの大統領選が近づいている事などが再び注目され
ドルがリスク回避で買われました。
安値105.237 → 終値105.504(+26.7pips上昇)
週の終値を比較
3月20日の終値 110.681 ←市場では110.5のロスカ設定があるしターゲットになりやすいかも?
3月27日の終値 107.806 ←ここを下割れたらヤバイかも?
4月03日の終値 108.490
4月10日の終値 108.350
4月17日の終値 107.437 ←3月27日の終値を割れたからドル安が進むかも??
4月24日の終値 107.448
5月01日の終値 106.861
5月08日の終値 106.605
5月15日の終値 107.034
5月22日の終値 107.587
5月29日の終値 107.755 ←108円のレンジを超えそうな雰囲気
6月05日の終値 109.541
6月12日の終値 107.344
6月19日の終値 106.830
6月26日の終値 107.170
7月03日の終値 107.400
7月10日の終値 106.883
7月17日の終値 106.992
7月24日の終値 106.115 ←レンジ下抜け
7月24日の終値 105.709 ←104.8xのサポートで反転上昇した形
8月07日の終値 105.876
8月14日の終値 106.586
8月21日の終値 105.806
8月28日の終値 105.353
9月04日の終値 106.226 (+87.3pips上昇) ←雲の中に突入
9月11日の終値 106.146 (-0.8pips下落)
9月18日の終値 104.571 (-157.5pips下落) ※雲を下抜け下落トレンドを描いた1週間
9月25日の終値 105.504 (+93.3pips上昇)
まとめ
ドル円の相場状況をまとめると
- アメリカの最高裁判所のルース・ギンズバーグ氏が死去した事を受けて追加の景気刺激策が決まらない可能性が浮上し株価が暴落してリスク回避のドル高となる
- エンバンス総裁は『インフレ率が平均2%になる前に利上げする事は可能』と発言し、ドルが買い戻される
- 新型コロナ追加経済対策への不透明感やアメリカの大統領選が近づいている事からドルの需要が高まっている
- 大口は大きく円買いをしたものの、個人投資家のドル円の買いポジションがロスカットして反転上昇して週を終える
個人の買いポジションがロスカットで減った事だし押し目買いかな?
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