ドル円 FRBの無限緩和でドル円が急落!ここからさらに下げるか? テクニカル分析・ファンダメンタルズ分析 CFTCポジション比較 2020年3月27日(金)の週を終えて
2020年3月27日(金)の週を終えて
FX ドル円のチャートとCFTCの大口の動向、そして個人のポジション状況を見ながら
相場の分析をしていきます。
チャンスがあれば国内FX口座を利用して、
ドル円をトレードしていくつもりでいます。
それでは、各章の状況を見ながら、相場を予想していきます。
ドル円 テクニカル分析・ファンダメンタルズ分析 CFTCポジション比較から相場の強弱を予想(2020年3月27日(金)の週を終えて)
#ドル円・俺ニカル分析
— 堅実なる投機家@-491万7112円・原油相場で負けた男 (@kenjitutouki) March 28, 2020
2020年3月27日の週を終えて
先週、円売りをしていないのにドルがものすごく高かったから案の定、週の終わりで売られた
FRBの毎日ドル供給します😋が合わさって効いてるのかもしれないね
とりあえず大き目のレンジで下限を見に行くのか
もう少し安くなったら買うか検討する pic.twitter.com/4HkcgJuRup
上記ツイートで大枠について述べていますが
この内容をもう少し深く掘り下げて分析していきます。
円のCFTCの大口のポジション状況
3月17日と3月24日の比較
大口は
- 円の売りを増やしてきた(前週比 +8,314)
- 円の買いは僅かに減っている(前週比-758)
ここから円売り始まるか??
ドル円の個人のポジション状況
3月14日から個人が売り上がりが減りました。
107.81に落ちてきた事で、先々週の売りポジを外して
辛うじて逃げ切ったのだと思われます。
あとは、大口の円売りが続くのかどうかで
残りの保有者が苦しい思いをするのか
ハッピーな思いをするのかに分かれると思われます。
ドル円 テクニカル分析
ダイジェスト
- 週初めの3日間、ドル円は高値止まりして112.397に届かず下落
- 110.284の赤いラインがレジスタンスとなり下に引けた形となる
- 106.752のピンクのサポートラインで週を終える
直近のレジスタンス
110.284 赤い線
23日(月曜日)の週の初めから3日間、高止まりして、112.397に届かず、
週末にドル円は売り込まれて、赤いラインの下で引けました。
つまり、この辺りがドル円の高値圏と市場参加者は認識しており
直近のレジスタンスとして意識されるのではと思いました。
直近のサポート
105.093 赤い線
2018年のブラッククリスマスの安値
ここはピッタリ止まるというより
直近では下に割れてから、大きく下髭を付けて戻ってきてから
機能するようなラインです。
なのでオーバーシュートしてから戻ってきてから
ロウソク足がどのような形になってるのかを注意深く見ていく必要があります。
ファンダメンタルズ分析と値動き
2020年3月23日(月曜日)から3月27日(金曜日)の週のファンダメンタルズを分析していきます。
3月23日(月曜日) FX ドル円 ファンダメンタルズ分析
- FRBが緊急でFOMCを開き、無制限の量的緩和を行う方針を決定した。
- 米国債や住宅ローン担保証券(MBS)を必要なだけ買い取ることを全会一致で決定した。(終了期限を設けず)
しかし、ドル円はまだまだ高値を維持
なぜかというと、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて
経済刺激策の第3弾を巡り協議をしているが
22日(日曜日)の時点で対策法案が上院で否決された事で
不透明感からドルが買われる結果となった。
安値109.667 → 終値111.196 (+152pips上昇↑↑)
3月24日(火曜日) FX ドル円 ファンダメンタルズ分析
ドルを後押しするネタは特になし。
安値110.079 → 終値111.205(+112pips上昇↑↑)
緩和ネタで下がりそうで下がらない。
どちらかと言うと、2兆ドル規模の経済刺激策の期待にによる株価の上昇につられて
円安になってる感じ。
本来であればドルの供給が増えてドル安になってもおかしくはないが…。
どうもアナリストの間では2008年に実施した量的緩和の後
ドルは弱くなったが、ものすごく買われた経緯があるらしい。
これを警戒してドルが買われているらしいです。
3月25日(水曜日) FX ドル円 ファンダメンタルズ分析
米上院と政策幹部は、2兆ドル規模の新型コロナウイルスの経済刺激策が合意に達したと表明した。
これを受けてリスク回避で買われていたドルの需要が落ちた。
ドル円はこの日、日足十字足で終えている。
始値111.205 → 終値111.191 (-1pips下落↓)
週の始めから終値ベースで大して動いてなく
高止まりしてる感じです。
2兆ドルの供給が効き始めそうな雰囲気を出しています。
3月26日(木曜日) FX ドル円 ファンダメンタルズ分析
アメリカの新規失業保険申請件数が過去最多になった事で
FRBやアメリカ政府が新たに経済刺激策を打ち出すとの見方からドルが売られた。
この日、ドル円が大きく下げました。
2兆ドル規模のドルの供給と新たな経済刺激策によるドルの供給が
ドル売りを誘ったようです。
始値・高値111.191 → 終値109.447 (-174pips下落↓↓↓)
週の始めから3日間、高止まりしていたが
ここにきてドル円が大きく売られた。
3月27日(金曜日) FX ドル円 ファンダメンタルズ分析
ドルの無限緩和策と2兆ドルの経済対策法案の可決
さらなる経済刺激策の期待から
ドルが前日に続いて大きく売られた。
始値・高値109.695 → 終値107.806 (-188pips下落↓↓↓)
3月20日と3月27の週の終値を比較
3月20日の終値 110.681
3月27日の終値 107.806 (-287pips下落↓↓)
週終値(03月13日)107.183が間近にあり
ここを下割れてくるようだと
ドル円はさらなる下落が待ち受けていると思います。
FRBの無限緩和と2兆ドルの経済刺激策で
アメリカがドルを供給しまくってるので
これらの要因によるドル円の下落を警戒しておく必要があると思われます。
まとめ
ドル円の相場状況をまとめると
- FRBが無限緩和を発表した
- アメリカが2兆ドル規模のコロナウイルス対策法案を可決した
- これによりドルが大量に供給されることになるので木曜日にドル円が急落した
- 直近では週終値(03月13日)107.183が近くにあるので、ここを下割れてくると、さらに下落する可能性がある
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません