ドル円 【見通し・予想】イベントリスクを控えて不安定な値動き テクニカル分析・ファンダメンタルズ分析 CFTCポジション比較 2020年10月16日(金)の週を終えて
2020年10月16日(金)の週を終えて
FX ドル円のチャートとCFTCの大口の動向、そして個人のポジション状況を見ながら
相場の分析をして今後のドル円の相場の見通しや
価格を予想していきます。
チャンスがあれば国内FX口座を利用して、
ドル円をトレードしていくつもりでいます。
それでは、各章の状況を見ながら、相場を予想していきます。
ドル円 テクニカル分析・ファンダメンタルズ分析 CFTCポジション比較から相場の強弱を予想(2020年10月16日(金)の週を終えて)
#ドル円・俺ニカル分析
2020年10月16日の週を終えてドルインデックス、ユーロドル、ドル円から
ポジションを比較すると大口はドル買い、円買いのポジションの作り方をしている
株価の動向に左右されそうなので
リスク回避の流れが来たら
ドル円で円高やって、ユーロドルでドル高かな? pic.twitter.com/QzAcBoCxL8— 堅実なる投機家@-461万円・原油相場で負けた分を取り戻し中 (@kenjitutouki) October 18, 2020
上記ツイートで大枠について述べていますが
この内容をもう少し深く掘り下げて分析していきます。
円のCFTCの大口のポジション状況
ドル円の個人のポジション状況
ドル円のポジション状況 まとめ
大口は円買いと円売り共に増やしています。
ドルインデックス、ユーロ、円のCFTCを比較すると
大口はドルを買って、円を買ってる作り方をしている。
リスク回避的な意味でドルを買ってるように思います。
株価の動向に左右されそうな雰囲気なので
ドル円で円高をやって、ユーロドルでドル高をしそうな雰囲気を感じます。
今後、アメリカの大統領選や追加経済対策の行方など
イベントが控えているので株価の動向も見ながら考えたほうがいいと思います。
ドル円 テクニカル分析
ダイジェスト
- 週の始めに5日SMAから下落していき基準線まで下がったあと反発
- その後、25日SMA付近で横ばい推移して週を終える
直近のレジスタンス
105.9xあたりに75日SMAがあります。
25日SMAを上抜けた後は、だいたい75日SMAで頭打ちになり
下落している事が多いのを見ると
ここがレジスタンスとして意識されるラインだと思います。
直近のサポート
104.7x 赤いライン
色々とリスク回避やリスクONなどで
ドル安になって下落してはいるものの104円をなかなか割らずに
買われている事から、この辺りが直近のサポートとして意識されるのかなと思います。
ファンダメンタルズ分析と値動き
2020年10月12日(月曜日)から10月16日(金曜日)の週のファンダメンタルズを分析していきます。
10月12日(月曜日) FX ドル円 ファンダメンタルズ分析
日銀の黒田総裁が追加的な金融緩和措置を講じる用意があると発言したものの
それも空しく円高に。
トランプ大統領が新型コロナ追加経済対策で
即に期限切れの中小企業向けの支援策で残った資金を利用して
小規模なコロナ景気対策を可決するよう議会に求めた事で
楽観的な見方からドルが売られたようです。
しかしドルインデックス自体はさほど下落はしていません。
ドル円はそこそこ円高方向に動いています。
高値105.717 → 終値105.264(-45.3pips下落)
10月13日(火曜日) FX ドル円 ファンダメンタルズ分析
新型コロナウイルスのワクチン開発で治験を中断するニュースが相次ぎ
リスク回避によるドル高となりました。
また11月の大統領選前に新型コロナ追加経済対策が実現する可能性が低い事で
不透明感からドルが買われているようです。
安値105.228 → 終値105.469(+24.1pips上昇)
10月14日(水曜日) FX ドル円 ファンダメンタルズ分析
円高ドル安の日となりました。
この日、ムニューシン財務長官が新型コロナ追加刺激策の案について
大統領選前に合意する事が懐疑的な見方を示しました。
ただ、これがネタでドル高にはならず、ドル安になっているのが不明で
なぜかというと前日は同様のネタでドル高になっているからです。
株価が続落したのを受けて、ドル円が下落したようにも思います。
高値105.511 → 終値105.157(-35.4pips下落)
10月15日(木曜日) FX ドル円 ファンダメンタルズ分析
円安ドル高の日となりました。
ユーロ圏で新型コロナウイルスの感染者が増加している事で景気後退懸念が高まった事や
アメリカの新規失業保険申請件数が予想外に増加した事を受けて
アメリカ経済の鈍化懸念が台頭した事
そして、アメリカの追加刺激策が大統領選前に決まる可能性が低い事から
リスク回避でドルが買われたようです。
安値105.048 → 終値105.416(+36.8pips上昇)
10月16日(金曜日) FX ドル円 ファンダメンタルズ分析
この日は小幅にドル安となりました。
週の始めに新型コロナウイルスのワクチンの開発がストップしていましたが
この日はファイザーとビオンテックが共同で開発している新型コロナウイルスのワクチンを
11月下旬にアメリカ当局に緊急使用許可を申請する公算が大きいと報道され
ポジティブな流れからリスク回避が和らいでドル安となったようです。
高値105.441 → 終値105.345(-9.6pips下落)
週の終値を比較
3月20日の終値 110.681 ←市場では110.5のロスカ設定があるしターゲットになりやすいかも?
3月27日の終値 107.806 ←ここを下割れたらヤバイかも?
4月03日の終値 108.490
4月10日の終値 108.350
4月17日の終値 107.437 ←3月27日の終値を割れたからドル安が進むかも??
4月24日の終値 107.448
5月01日の終値 106.861
5月08日の終値 106.605
5月15日の終値 107.034
5月22日の終値 107.587
5月29日の終値 107.755 ←108円のレンジを超えそうな雰囲気
6月05日の終値 109.541
6月12日の終値 107.344
6月19日の終値 106.830
6月26日の終値 107.170
7月03日の終値 107.400
7月10日の終値 106.883
7月17日の終値 106.992
7月24日の終値 106.115 ←レンジ下抜け
7月24日の終値 105.709 ←104.8xのサポートで反転上昇した形
8月07日の終値 105.876
8月14日の終値 106.586
8月21日の終値 105.806
8月28日の終値 105.353
9月04日の終値 106.226 (+87.3pips上昇) ←雲の中に突入
9月11日の終値 106.146 (-0.8pips下落)
9月18日の終値 104.571 (-157.5pips下落) ※雲を下抜け下落トレンドを描いた1週間
9月25日の終値 105.504 (+93.3pips上昇)
10月02日の終値 105.262 (-24.2pips下落) ※トランプ大統領が新型コロナウイルスに感染
10月09日の終値 105.600 (-33.8pips下落) ※トランプ大統領が新型コロナウイルスから復帰
10月16日の終値 105.345 (-25.5pips下落)
まとめ
ドル円の相場状況をまとめると
- トランプ大統領が即に期限切れの中小企業向けの支援策で残った資金を利用して小規模なコロナ景気対策を可決するよう議会に求めた事で楽観的な見方からドル安に
- アメリカの新型コロナ追加経済対策案が大統領選前に決まらない可能性がある事からドル高に
- ただ、同じネタでもドル安にもなったりするから不安定な動き方をしている
アメリカの大統領選や新型コロナ追加刺激策案などのイベントを控えて
不安定な動き方をしています。
同じネタでもドル高だったりドル安になってたりするので
株価の動向を見定めながら方向性を読んだ方がいいかもしれません。
僕個人的には安いところまで引っ張って押し目買いかなぁ~と思っています。
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