ダウ30【見通し・予想・動向】大暴落 待ったなし!!俺のロングポジ終わった… テクニカル分析・ファンダメンタルズ解説 CFTCポジション比較 2021年9月17日(金)の週を終えて
2021年9月13日(月)から9月17日(金)の週を終えて
アメリカ株式市場とダウ30の最新の動向を解説します。
- アメリカの株式市場とダウ30の1週間のファンダメンタルの出来事と値動きの解説
- テクニカルの分析
- ダウ30とSP500の投機筋や個人投資家のポジション状況を比較して市場心理の解説
これらの情報を総合的に分析して
今後のダウ30の相場展開の見通しや予想を立てて行きます。
この記事を最後まで見るメリットは
アメリカの株式市場の最新の動向や
景気に敏感な株価指数を取り扱うので最新の景気の動向をすべて把握できる事です。
もし途中から市場に参加したとしても
ダウ30カテゴリにある記事を見直してもらえれば
1週間ごとの流れを記録しているので
容易に相場環境を認識できると思います。
それでは、各章を見て行きましょう。
ダウ30 テクニカル分析・ファンダメンタルズ分析 CFTCポジション比較から相場の強弱を予想(2021年9月17日(金)の週を終えて)
解説の流れは以下の通りです。
- ファンダメンタル分析
- テクニカル分析
- ポジション状況
- 週の終値の動向
ダウ30 ファンダメンタルズ分析と値動き
2021年9月13日(月曜日)から9月17日(金曜日)の週のファンダメンタルズを分析していきます。
この1週間の株価の上げと下げの要因を要約すると
価格が上昇した要因は以下のとおりです。
- 9月ニューヨーク連銀製造業景気指数が前回と予想よりも良かった事
- 原油がブチ上げた事
- 8月小売売上高が前回と予想よりも良かった事
- 9月フィラデルフィア連銀製造業景気指数が好調
価格が下落した要因は以下のとおりです。
- 8月米CPI指数がどれも予想と前回よりも下回った事
- アメリカの下院民主党は連邦法人税について現行の21%から26.5%へ引き上げを目指すと表明した事
- 9月ミシガン大学消費者態度指数・速報値が予想より悪かった事
- 来週FOMCが開かれ、前日の米小売りが良かった事などでFRBが年内にテーパリングに着手するとの観測
- 中国の大手不動産の先行きが危うい
2021年9月13日(月曜日) ダウ30のファンダメンタルズ分析
先週の連続の下落から、ただの値ごろ感でリバっただけ。
とくにネタは無し。
東京時間に底をうって反転開始。
NY時間は相変わらず株を売る勢力が居て2~3時間であっさり上げた分を戻すが
なんだかんだで買いが強くて高値キープで終わる。
安値34605.37 → 終値34923.57(+318.2pips上昇)
(14時台)
2021年9月14日(火曜日) ダウ30のファンダメンタルズ分析
いつものNY売り勢の登場で前日の夜中から東京時間に掛けてゆっくり上げた分を
たったの2時間で蹴落として安値を更新していきました…。
日本時間の21:30に発表されたCPI指数がどれも予想と前回よりも下回った事で
インフレが落ち着いてるからアメリカの政策変更は早まらないだろうー!株上昇!!
からの、やっぱ経済の先行きやばいんじゃないか…?という謎の解釈から上げた分を一瞬で戻すように株が売られた。
米国8月消費者物価指数(CPI)(前月比)
前回:0.5%
予想:0.4%
今回:0.3%↓↓
米国8月消費者物価指数(CPI)(前年同月比)
前回:5.4%
予想:5.3%
今回:5.3%↓↓
米国8月消費者物価指数(CPIコア指数)(前月比)
前回:0.3%
予想:0.3%
今回:0.1%↓↓
米国8月消費者物価指数(CPIコア指数)(前年同月比)
前回:4.3%
予想:4.2%
今回:4.0%↓↓
またアメリカの下院民主党は連邦法人税について
現行の21%から26.5%へ引き上げを目指すと表明した事も株価にとってはマイナス材料となった。
21時30分以降の上げに騙されて株を買った人は22時以降の下げで面食らっただろうなぁ…。
高値35018.92 → 終値34591.31(-427.61pips下落)
(21時台~22時台)
2021年9月15日(水曜日) ダウ30のファンダメンタルズ分析
日本時間の21:30ににNY連銀製造業景気指数が前回と予想よりも良かった事で
前日の景気悪いかも…?から景気いいじゃんと判断が変わった事で株も原油も買われた。
米国9月ニューヨーク連銀製造業景気指数
前回:18.3
予想:18.0
今回:34.3
原油がブチ上げた事でエネルギー関連銘柄も上昇して
前日のCPI指標が鈍化した事でインフレが落ち着いてるから
景気回復も順調じゃーんという都合よく解釈されて株が反転上昇しました。
昨日、アメリカ経済の先行きヤバいよね…って言ってたやつらどこ行った??
どうゆう手のひらの返しようだよ…。
安値34495.53 → 終値34848.43(+352.9pips上昇)
(21時台~22時台)
2021年9月16日(木曜日) ダウ30のファンダメンタルズ分析
21:30に発表されたアメリカの小売指標が前回と予想よりも良かった事で
アメリカ経済そんな鈍足しないんじゃないか??って判断されて株が買われたらしい。
ついでにフィラデルフィアの指標も好調!!
米国8月小売売上高(前月比)
前回:-1.1% (-1.8%)
予想:-0.8%
今回:0.7%
米国8月小売売上高(除自動車)(前月比)
前回:-0.4% (-1.0%)
予想:-0.1%
今回:1.8%
9月フィラデルフィア連銀製造業景気指数
前回:19.4
予想:18.8
今回:30.7
アメリカの指標が良いので景気敏感株を買いましょうか~から
NY時間初動2時間でドカーンと下げてから安い所で買い戻されて終わりました…。
考えながらチャート見てたら、むちゃくちゃな解釈ですやん…。
高値34941.61 → 終値34730.52(-211.09pips下落)
(22時台)
2021年9月17日(金曜日) ダウ30のファンダメンタルズ分析
日本時間23時発表の9月ミシガン大学消費者態度指数・速報値が予想より悪かった事が売りのネタにされた。
また来週FOMCが開かれ、前日の米小売りが良かった事などでFRBが年内にテーパリングに着手するとの観測で
米長期金利が上昇しグロース株を圧迫したようです。
また、この日は株式先物、株価指数オプション、個別株オプション取引の
取引満了日が重なる事から『トリプルウォッチング』に当たるようで
それも相まって売りに押されたとも言われています。
アメリカの増税の件や中国の大手不動産の先行きが危ういなど
リスク回避ネタが市場を駆け回り売りが売りを呼ぶ下げとなりました。
ロンドン時間で頭打ちとなりNY終盤まで売り込まれる形で週を終えました。
高値34859.03 → 終値34525.35(-333.68pips下落)
(0時台~5時台)
ダウ30 テクニカル分析
ダウ30の日足チャートをベースにテクニカル分析をしていきます。
直近のレジスタンスライン
34841.62
日足レベルで綺麗に戻り高値を売られているので直近のレジスタンスはここだろう。
直近のサポート
34022
今34525ドルで辛うじて買い支えられて止まってるけど…ここどうせ下抜けるだろ…?
という下抜け予想なので、止まる場所は結構オーバーシュートする気がする。
日足レベルで大きく買い戻されて高値を更新してきた場所が34022ドル。
この辺まで見に来ることを想定しとかないと今のこの下落は怖い感じがする。
ここ下抜けたらもう知らん…。200日MAぐらいまで落ちるんじゃないか…?
ダウ30とSP500のCFTCのポジション比較
SP500の個人投資家のロングやばいな…
株がずるずると下がって来てるし、これ狙われてるんちゃうか…?
ダウ30とSP500の個人のポジション比較
SP500がCFTC同様に個人のロンガーが増えまくってる。
4500ドル台の天井ロングからナンピンして耐えてるんだろうね…。
ダウ30のポジション状況 まとめ
また個人投資家狩りか…。
終わった…。
週の終値を比較
2020年12月04日 30169.22 (+230.43pips上昇) 最高値を更新!30000ドルを突破!新型コロナワクチンの実用化期待と追加経済対策が速まるとの期待感で
2020年12月11日 30051.95 (-117.27pips下落) イギリスで新型コロナワクチンの接種開始
2020年12月18日 30284.56 (+232.61pips上昇) アメリカで新型コロナワクチンの接種開始
2020年12月25日 30231.38 (-53.18pips下落) 新型コロナウイルスの変異種が確認されEU各国でロックダウン措置が取られる
2020年12月31日 30420.14 (+188.76pips上昇) 最高値を更新 9000億ドル規模の新型コロナ追加対策法案が可決
2021年01月08日 31147.76 (+727.62pips上昇) 最高値更新 バイデン氏が次期大統領に承認される。上院決選投票で民主党が勝利。上院下院+大統領ともに民主党となる
2021年01月15日 30780.08 (-367.68pips下落) バイデン氏の景気刺激策は時前に発表されていたので、利益確定売りのネタに使われて終わる
2021年01月22日 31029.06 (+248.98pips上昇) バイデン氏の大統領就任式後に頭打ちで下落。女性初の財務長官イエレン氏はバイデン氏の大規模政策を支持
2021年01月29日 29987.22 (-1041.84pips下落) ロビンフッダーがヘッジファンドを追い込み損失計上で株価が暴落
2021年02月05日 31193.50 (+1206.28pips上昇) バイデン大統領の経済対策が縮小される事はなく、従来の規模で行くと表明した
2021年02月12日 31493.05 (+299.55pips上昇)
2021年02月19日 31482.60 (-10.45pips下落) 長期金利が約1年ぶりに1.3%回復 バンクオブアメリカがドットコムバブル級の過熱感を警戒
2021年02月26日 30902.16 (-580.44pips下落) 長期金利が1.6%に達してSP500の配当利回り1.48%を超えて株の魅力が薄れて株価が下落
2021年03月05日 31515.09 (+612.93pips上昇) SP500の大口が大人買い。ショーターが大量に踏みあげられて週を終える
2021年03月12日 32795.54 (+1280.45pips上昇) 1.9兆ドルの新型コロナ追加経済対策法案が成立!景気敏感株主導でダウ30が最高値を更新!
2021年03月19日 32626.71 (-168.83pips下落)
2021年03月26日 33108.09 (+481.38pips上昇) バイデン大統領が2億回の新型コロナワクチンの普及を目指す。そしてインフラ投資を計画中!
2021年04月02日 33325.69 (+217.60pips上昇) ISM製造業景気指数が37年ぶりの高水準。雇用統計も予想を上回る結果を受けて株価は史上最高値更新中!
2021年04月09日 33767.00 (+441.31pips上昇)
2021年04月16日 34188.09 (+421.09pips上昇) 長期金利が大幅下落でグロース株に資金が集まる
2021年04月23日 34025.92 (-162.17pips下落) バイデン大統領が富裕層を対象にキャピタルゲイン税の増税案を出す見通し。日本が緊急事態宣言、インドの首都でロックダウン
2021年04月30日 33924.47 (-101.45pips下落)
2021年05月07日 34811.25 (+886.78pips上昇) 非農業部門雇用者数変化が予想より低い数値を出したことで利上げやテーパリングはムリという流れで株高
2021年05月14日 34331.89 (-479.36pips下落) インフレ懸念でパニック売りからのインフレ懸念後退で買い戻し
2021年05月21日 34252.23 (-79.66pips下落) インフレ懸念とビットコインの急落、テーパリングの議論が出たが株価にあまり影響はなかった
2021年05月28日 34567.93 (+315.7pips上昇) バイデン大統領の6兆ドル規模のインフラ投資案が報道され一気にリスクONの流れに
2021年06月04日 34748.00 (+180.07pips上昇) 週末の5月の非農業部門雇用者数変化が予想より悪くて株価がブチ上げ
2021年06月14日 34461.81 (-286.19pips下落) しつこい戻り売りの1週間だった。5月の米CPIを警戒した事や来週のFOMCを警戒したポジション整理
2021年06月18日 33304.73 (-1157.08pips下落) FOMCでまさかの利上げ前倒し予想を発表(2022年~2023年中。従来は2024年だった) 年初来の下げ幅を記録
2021年06月25日 34495.54 (+1190.81pips上昇) 先週は売り過ぎちゃたで買い戻し。バイデン大統領と超党派のインフラ投資計画が合意したとの報道で買いが強くなる
2021年07月02日 34790.03 (+294.49pips上昇) 雇用統計が良くてもFRBが早急な対応に迫られる事はないだろうとの見方でこじつけ感満載で株価が上昇
2021年07月09日 34897.85 (+107.82pips上昇) 景気回復のピークアウトで買われた債券が一服感で売られて株価が反転上昇
2021年07月16日 34694.44 (-200.41pips下落) デルタ株の感染拡大が警戒されている
2021年07月26日 35064.11 (+369.67pips上昇) デルタ株の感染拡大が警戒されて月曜日に953ドルも下落したが、火曜日に速攻で買い戻されて気づけば3指数最高値を更新した
2021年07月30日 34985.89 (+78.22pips上昇) パウエル議長の発言でテーパリングを始めるには問題が残ってる事や利上げには程遠い発言で緩和継続との見方でドル安株高となった
2021年08月06日 35213.04 (+227.15pips上昇) 失業率の改善や非農業部門雇用者数が良くて謎のポジティブで買われる(テーパリングや利上げ連想にならなかった)
2021年08月13日 35513.23 (+300.19pips上昇) 1兆ドル規模のインフラ法案を上院で可決。おまけに社会福祉や気候変動に対応した3.5兆ドル規模の財政支出法案についても予算決議を可決
2021年08月20日 35109.21 (-404.02pips下落) ダラス連銀総裁がデルタ株などで経済が失速するなら自身の金融政策の考えを調整すると匂わせ発言で買い戻し
2021年08月27日 35455.09 (+345.88pips上昇) アメリカでファイザーとビオンテック共同開発の新型コロナワクチンが正式に承認された。パウエル議長のジャクソンホール発言でハト派と受け取られて株高ドル安に
2021年09月03日 35354.98 (-100.11pips下落)
2021年09月10日 34651.30 (-703.68pips下落) 法人税21%から26.5%に引き上げ。中国の大手不動産問題が嫌気
2021年09月17日 34525.35
まとめ
SP500 1lot ロング 強制ロスカット
残り1lot ロングよく眠りました
起きたら終盤に1lot削られてました
残り1lotです
来週の月曜日の朝
スプレッドで狩られると思います
ありがとうございました
潔く死にます
楽しかったなぁ…我が人生… pic.twitter.com/1utIoJxnYS
— 孤高の虎と呼ばれた漢・旭【あきら】😇生涯収支-549.6万円😇 (@akira_asahi_38) September 18, 2021
SP500の個人投資家のロングの多さを見て俺のロングポジ終わったなと思いました…。
来週早々スプレッドでやられるか普通に安値更新して終わりだな。
Gemforexの100%ボーナスが当選して資金を投入してから
1週間も持ちませんでした…。
さようなら…。
同情するなら金をくれ…。
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