/* youtube 所有者確認 */ /*Google Ad*/

ダウ30【見通し・予想・動向】インフラ法案や社会福祉+気候変動の予算審議の可決で株価は史上最高値を更新!!ショーター終わった… テクニカル分析・ファンダメンタルズ解説 CFTCポジション比較 2021年8月13日(金)の週を終えて

2021年8月09日(月)から8月13日(金)の週を終えて
アメリカ株式市場とダウ30の最新の動向を解説します。

  • アメリカの株式市場とダウ30の1週間のファンダメンタルの出来事と値動きの解説
  • テクニカルの分析
  • ダウ30とSP500の投機筋や個人投資家のポジション状況を比較して市場心理の解説

これらの情報を総合的に分析して
今後のダウ30の相場展開の見通しや予想を立てて行きます。

この記事を最後まで見るメリットは
アメリカの株式市場の最新の動向や
景気に敏感な株価指数を取り扱うので最新の景気の動向をすべて把握できる事です。

もし途中から市場に参加したとしても
ダウ30カテゴリにある記事を見直してもらえれば
1週間ごとの流れを記録しているので
容易に相場環境を認識できると思います。

それでは、各章を見て行きましょう。

スポンサーリンク

ダウ30 テクニカル分析・ファンダメンタルズ分析 CFTCポジション比較から相場の強弱を予想(2021年8月13日(金)の週を終えて)

上記ツイートで1週間の全体的な動向について述べていますが
この内容をもう少し深く掘り下げて、1つずつ解説していきます。

解説の流れは以下の通りです。

  1. ファンダメンタル分析
  2. テクニカル分析
  3. ポジション状況
  4. 週の終値の動向

ダウ30 ファンダメンタルズ分析と値動き

2021年8月09日(月曜日)から8月13日(金曜日)の週のファンダメンタルズを分析していきます。

この1週間の株価の上げと下げの要因を要約すると

価格が上昇した要因は以下のとおりです。

  • 1兆ドル規模のインフラ投資法案が上院で可決した事が好感
  • 社会福祉や気候変動に対応した3.5兆ドル規模の財政支出法案についても審議を開始
  • 3.5兆ドル規模の財政支出法案についても予算決議を可決した事
  • ディズニーの決算が市場の予想を上回った事

価格が下落した要因は以下のとおりです。

  • 原油の下落につられてエネルギー株が下げた事
  • アメリカの新規失業保険申請件数の改善やPPIの上昇によって早期テーパリングや利上げ観測が台頭
  • 8月ミシガン大学消費者態度指数・速報値の発表があり、内容は予想より悪かった事

2021年8月09日(月曜日) ダウ30のファンダメンタルズ分析

東京で下げる
ロンドンとNYは戻り高値を売る感じだが安値を更新しきれずって感じ

原油の下落につられた感じになっている。

新型コロナのデルタ株感染拡大からエネルギー需要減退懸念によるエネルギー株の下落を誘った。
エネルギー株の下落はS&P主要11セクターの中で下落率が最大と言われています。

といっても原油の下落は先週の雇用統計が良くてテーパリング+利上げの連想で下げてた部分もあるから
株だけはそれを無視して無双して上げて行ったから
今更ここで下げたのは【?】を出さざるを得ないけどね…。

かと言って、そんなに株価は下がっていないのも何だかなぁという感じ。

高値35214.49 → 終値35125.34(-89.15pips下落)
(7時台)

2021年8月10日(火曜日) ダウ30のファンダメンタルズ分析

東京時間で下げて
ロンドン時間からジワジワ買われる
NY時間に爆上げして東京の高値を更新して終わる

1兆ドル規模のインフラ投資法案が上院で可決した事が好感されて株価はブチ上げた。

法案の恩恵を受けるのは

  • 鉄道
  • 道路
  • 空港
  • 電気自動車の充電施設
  • 家庭向けのブロードバンド通信網

これらの整備や改修などが盛り込まれるみたいです。

おまけに社会福祉や気候変動に対応した3.5兆ドル規模の財政支出法案についても審議を開始したようです。

民主党は共和党の賛成がなくても可決する構えをみせており
こちらも期待感が高まってる模様。

安値35034.64 → 終値35269.48(+234.84pips上昇)
(10時台~11時台)

2021年8月11日(水曜日) ダウ30のファンダメンタルズ分析

東京ロンドンはジワ下げ
NYで爆上げ高値更新

前日の1兆ドル規模のインフラ投資法案の可決した事や
3.5兆ドル規模の財政支出法案についても予算決議を可決した事を受けて株価はブチ上げました。

ダウ30とSP500ともに史上最高値を更新しました。

安値35034.64 → 終値35269.48(+234.84pips上昇)
(16時台)

2021年8月12日(木曜日) ダウ30のファンダメンタルズ分析

東京は上下に小動き
ロンドンで上げてからNY時間中盤まで下げてからのV字回復して終了

アメリカの新規失業保険申請件数の改善やPPIの上昇によって
早期テーパリングや利上げ観測から株価が重い展開となっている。

しかし安いところでは買い支えられてV字回復して終わった。

買われた要因は特に言われてないが、前日から続くインフラ法案の期待感が強いのではないかと思われます。

安値35354.19 → 終値35531.22(+177.03pips上昇)
(24時台)

2021年8月13日(金曜日) ダウ30のファンダメンタルズ分析

東京からNY初動にかけて緩やかに上昇し
NY時間で最高値を更新してから下げて東京の安値を少し更新して終わる

23時に8月ミシガン大学消費者態度指数・速報値の発表があり、内容は予想より悪かった。
これが嫌気されてリスク回避で株価は僅かに下がった。

前回:81.2
予想:81.2
今回:70.2

株価は最高値を更新したが陰線で引けて週を終えました。

個別株ではディズニーの決算が市場の予想を上回った事が好感されてる模様。

動画配信サービスの新規契約者を獲得した他に、テーマパーク部門が黒字化したようです。

新型コロナウイルスで打撃を受けていたテーマパークが復活してきたって事は
そろそろ新型コロナウイルスの弊害も終焉を迎えるか?

高値35617.55 → 終値35513.23(-104.32pips下落)
(22時台)

ダウ30 テクニカル分析

ダウ30の日足チャートをベースにテクニカル分析をしていきます。

1-1-2021年08月13日の週を終えて-ダウ30-日足チャート
1-1-2021年08月13日の週を終えて-ダウ30-日足チャート
1-2-2021年08月13日の週を終えて-VIX-日足チャート
1-2-2021年08月13日の週を終えて-VIX-日足チャート

1週間の価格動向ダイジェスト

  • 月曜に少し下げたけど5日転換線で支えられて結局、史上最高値を更新した
  • 週末に少し下げたけど…イマイチ下げ方が甘い感じで週を終える

直近のレジスタンスライン

2-ダウ30-直近のレジスタンス-36091-2021年8月13日の週を終えて-日足チャート
2-ダウ30-直近のレジスタンス-36091-2021年8月13日の週を終えて-日足チャート

36091.37 水色のライン

とりあえず当面の上値ターゲットの見方は変わりなし。

35000ドルしっかり抜けたと判断できるなら
次のN値ターゲットは36091.37あたりに来ると思われる。

これは2021年6月21日の安値と直近高値8月13日を結んだ幅を
2021年7月19日と20日に押し安値を形成して反転した場所で足したN値のターゲットとなる。

ただ週足で伸び切ってる感は否めないので高値掴みだけは気を付けたいところ。

直近のサポート

3-ダウ30-直近のサポート-34841-75MAと基準線-2021年8月13日の週を終えて-日足チャート
3-ダウ30-直近のサポート-34841-75MAと基準線-2021年8月13日の週を終えて-日足チャート

34841.62 水色のライン

硬かった場所はここだけど
基準線で押し安値を切り上げながらきてるし

押し安値割れなきゃ上昇継続でしょうよ。

どうせ下げ過ぎたとしてもボリンジャーバンドの-3σでリバウンド入れば
買われるんだろうと思う。

インフラ法案成立しちゃったからね。
そう簡単に下げ切る事はできないと思われる。

ダウ30とSP500のCFTCのポジション比較

4-1-ダウ30-CFTC-一覧表-2021年8月13日の週を終えて
4-1-ダウ30-CFTC-一覧表-2021年8月13日の週を終えて
4-2-SP500-CFTC-一覧表-2021年8月13日の週を終えて
4-2-SP500-CFTC-一覧表-2021年8月13日の週を終えて

アメリカは財政出動しまくりだけど、大口のショーター増えとるな…。

また踏み上げ相場始まるのか…。

ショーターも懲りないねぇ。

ダウ30とSP500の個人のポジション比較

5-1-ダウ30-個人のポジション状況-一覧表-2021年8月13日の週を終えて
5-1-ダウ30-個人のポジション状況-一覧表-2021年8月13日の週を終えて
5-2-SP500-個人のポジション状況-一覧表-2021年8月13日の週を終えて
5-2-SP500-個人のポジション状況-一覧表-2021年8月13日の週を終えて

ダウ30のショートポジションは捕まったまんまだし
SP500も比率に変化なしでSして捕まったまんま含み損耐えてる状態なんだろう。

ダウ30のポジション状況 まとめ

ショーターは救いようがない…。

さようなら…。

週の終値を比較

2020年12月04日 30169.22 (+230.43pips上昇) 最高値を更新!30000ドルを突破!新型コロナワクチンの実用化期待と追加経済対策が速まるとの期待感で
2020年12月11日 30051.95 (-117.27pips下落) イギリスで新型コロナワクチンの接種開始
2020年12月18日 30284.56 (+232.61pips上昇) アメリカで新型コロナワクチンの接種開始
2020年12月25日 30231.38 (-53.18pips下落) 新型コロナウイルスの変異種が確認されEU各国でロックダウン措置が取られる
2020年12月31日 30420.14 (+188.76pips上昇) 最高値を更新 9000億ドル規模の新型コロナ追加対策法案が可決

2021年01月08日 31147.76 (+727.62pips上昇) 最高値更新 バイデン氏が次期大統領に承認される。上院決選投票で民主党が勝利。上院下院+大統領ともに民主党となる
2021年01月15日 30780.08 (-367.68pips下落) バイデン氏の景気刺激策は時前に発表されていたので、利益確定売りのネタに使われて終わる
2021年01月22日 31029.06 (+248.98pips上昇) バイデン氏の大統領就任式後に頭打ちで下落。女性初の財務長官イエレン氏はバイデン氏の大規模政策を支持
2021年01月29日 29987.22 (-1041.84pips下落) ロビンフッダーがヘッジファンドを追い込み損失計上で株価が暴落

2021年02月05日 31193.50 (+1206.28pips上昇) バイデン大統領の経済対策が縮小される事はなく、従来の規模で行くと表明した
2021年02月12日 31493.05 (+299.55pips上昇)
2021年02月19日 31482.60 (-10.45pips下落) 長期金利が約1年ぶりに1.3%回復 バンクオブアメリカがドットコムバブル級の過熱感を警戒
2021年02月26日 30902.16 (-580.44pips下落) 長期金利が1.6%に達してSP500の配当利回り1.48%を超えて株の魅力が薄れて株価が下落
2021年03月05日 31515.09 (+612.93pips上昇) SP500の大口が大人買い。ショーターが大量に踏みあげられて週を終える
2021年03月12日 32795.54 (+1280.45pips上昇) 1.9兆ドルの新型コロナ追加経済対策法案が成立!景気敏感株主導でダウ30が最高値を更新!
2021年03月19日 32626.71 (-168.83pips下落)
2021年03月26日 33108.09 (+481.38pips上昇) バイデン大統領が2億回の新型コロナワクチンの普及を目指す。そしてインフラ投資を計画中!

2021年04月02日 33325.69 (+217.60pips上昇) ISM製造業景気指数が37年ぶりの高水準。雇用統計も予想を上回る結果を受けて株価は史上最高値更新中!
2021年04月09日 33767.00 (+441.31pips上昇)
2021年04月16日 34188.09 (+421.09pips上昇) 長期金利が大幅下落でグロース株に資金が集まる
2021年04月23日 34025.92 (-162.17pips下落) バイデン大統領が富裕層を対象にキャピタルゲイン税の増税案を出す見通し。日本が緊急事態宣言、インドの首都でロックダウン
2021年04月30日 33924.47 (-101.45pips下落)

2021年05月07日 34811.25 (+886.78pips上昇) 非農業部門雇用者数変化が予想より低い数値を出したことで利上げやテーパリングはムリという流れで株高
2021年05月14日 34331.89 (-479.36pips下落) インフレ懸念でパニック売りからのインフレ懸念後退で買い戻し
2021年05月21日 34252.23 (-79.66pips下落) インフレ懸念とビットコインの急落、テーパリングの議論が出たが株価にあまり影響はなかった
2021年05月28日 34567.93 (+315.7pips上昇) バイデン大統領の6兆ドル規模のインフラ投資案が報道され一気にリスクONの流れに

2021年06月04日 34748.00 (+180.07pips上昇) 週末の5月の非農業部門雇用者数変化が予想より悪くて株価がブチ上げ
2021年06月14日 34461.81 (-286.19pips下落) しつこい戻り売りの1週間だった。5月の米CPIを警戒した事や来週のFOMCを警戒したポジション整理
2021年06月18日 33304.73 (-1157.08pips下落) FOMCでまさかの利上げ前倒し予想を発表(2022年~2023年中。従来は2024年だった) 年初来の下げ幅を記録
2021年06月25日 34495.54 (+1190.81pips上昇) 先週は売り過ぎちゃたで買い戻し。バイデン大統領と超党派のインフラ投資計画が合意したとの報道で買いが強くなる

2021年07月02日 34790.03 (+294.49pips上昇) 雇用統計が良くてもFRBが早急な対応に迫られる事はないだろうとの見方でこじつけ感満載で株価が上昇
2021年07月09日 34897.85 (+107.82pips上昇) 景気回復のピークアウトで買われた債券が一服感で売られて株価が反転上昇
2021年07月16日 34694.44 (-200.41pips下落) デルタ株の感染拡大が警戒されている
2021年07月26日 35064.11 (+369.67pips上昇) デルタ株の感染拡大が警戒されて月曜日に953ドルも下落したが、火曜日に速攻で買い戻されて気づけば3指数最高値を更新した
2021年07月30日 34985.89 (+78.22pips上昇) パウエル議長の発言でテーパリングを始めるには問題が残ってる事や利上げには程遠い発言で緩和継続との見方でドル安株高となった
2021年08月06日 35213.04 (+227.15pips上昇) 失業率の改善や非農業部門雇用者数が良くて謎のポジティブで買われる(テーパリングや利上げ連想にならなかった)
2021年08月13日 35513.23 (+300.19pips上昇) 1兆ドル規模のインフラ法案を上院で可決。おまけに社会福祉や気候変動に対応した3.5兆ドル規模の財政支出法案についても予算決議を可決

まとめ

ダウ30の相場状況をまとめると

  • 1兆ドル規模のインフラ法案や3.5兆ドル規模の社会福祉や気候変動の財政支出の予算審議の可決で株価はブチ上げて史上最高値を更新した
  • 大口のショーターがまた増える
  • 個人投資家も先週からショートで含み損を抱えたまま必死に耐えてる状態

ごめんけど…ショーターは救いようがない…。

さようなら…。お元気で…。

君らがロスカットして天井ドテンロングしたら株価は下がると思うよ。(だいたい1500pipsくらいね)

スポンサーリンク

ダウ30

Posted by 旭(あきら)