ダウ30【見通し・予想・動向】宣言通り押し目買い成功!!来週の上昇が楽しみ テクニカル分析・ファンダメンタルズ解説 CFTCポジション比較 2021年5月21日(金)の週を終えて
2021年5月17日(月)から5月21日(金)の週を終えて
アメリカ株式市場とダウ30の最新の動向を解説します。
- アメリカの株式市場とダウ30の1週間のファンダメンタルの出来事と値動きの解説
- テクニカルの分析
- ダウ30とSP500の投機筋や個人投資家のポジション状況を比較して市場心理の解説
これらの情報を総合的に分析して
今後のダウ30の相場展開の見通しや予想を立てて行きます。
この記事を最後まで見るメリットは
アメリカの株式市場の最新の動向や
景気に敏感な株価指数を取り扱うので最新の景気の動向をすべて把握できる事です。
もし途中から市場に参加したとしても
ダウ30カテゴリにある記事を見直してもらえれば
1週間ごとの流れを記録しているので
容易に相場環境を認識できると思います。
それでは、各章を見て行きましょう。
ダウ30 テクニカル分析・ファンダメンタルズ分析 CFTCポジション比較から相場の強弱を予想(2021年5月21日(金)の週を終えて)
#ダウ30・アメリカ株式市場・俺ニカル分析
2021年5月21日の週を終えて根強いインフレ懸念や
ビットコインの急落に巻き込まれて
株価が下落FOMC議事録要旨でFRBがテーパリングの議論の話題が
持ち上がったが
株価はあまり反応はしなかったその後は値ごろ感で安値を拾われる形となる pic.twitter.com/QZGoiJvd97
— 旭(あきら)@生涯収支-528万円・石油トレーダー (@akira_asahi_38) May 22, 2021
上記ツイートで1週間の全体的な動向について述べていますが
この内容をもう少し深く掘り下げて、1つずつ解説していきます。
解説の流れは以下の通りです。
- ファンダメンタル分析
- テクニカル分析
- ポジション状況
- 週の終値の動向
ダウ30 ファンダメンタルズ分析と値動き
2021年5月17日(月曜日)から5月21日(金曜日)の週のファンダメンタルズを分析していきます。
この1週間の株価の上げと下げの要因を要約すると
価格が上昇した要因は以下のとおりです。
- 新規失業保険申請件数の改善
- ボーイングの737MAX機の生産情報の発表
- 5月製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値) が2009年以来、最高の値
価格が下落した要因は以下のとおりです。
- 根強いインフレ懸念
- イエレン財務長官がインフラ計画の財源確保に法人税の引き上げの必要性についてビジネス界に訴えた事
- ビットコインの急落
2021年5月17日(月曜日) ダウ30のファンダメンタルズ分析
前の週の流れを受けて押し目買いをされるが高値を更新できるほどのパワーはなく終了しました
日本時間は下げ
ロンドン時間は戻り高値を売り
NY時間は23時頃から買い戻しが強くなる感じ
前の週の反動の利確売りやインフレ懸念がまだ根強い事から売られたようです。
FRBクラリダ副議長の発言が注目されており
インフレ見通しに上昇圧力がある事がデータで示されればFRBは対応すると発言している。
また米経済の成長率は7%に達する可能性があると発言している。
高値34454.89 → 終値34376.74(-78.15pips下落)
(7時台)
NY時間から買い戻されてるしクラリダ議長の米成長7%の期待と
先週の上昇の流れから安いところで買いが入ったのだと思われます。
2021年5月18日(火曜日) ダウ30のファンダメンタルズ分析
日本時間は前日の流れを引き継いで上げ
ロンドン時間で天井を付けて下げ
NY時間引け前にストーンと急落して安値に張り付いて終了
イエレン財務長官が2.25兆ドル規模のインフラ計画について
財源確保のため法人税の引き上げの支持をビジネス界に訴えた。
インフラ計画は最終的に企業の利益を拡大させ世界での競争力を向上させると主張しました。
この増税の案が嫌気されて株価は下落しているようです。
小売り大手のウォルマートやホームセンター大手のホームデポの好決算発表にも関わらず
株価は軟調推移して終了しました。
高値34495.49 → 終値34001.07(-494.42pips下落)
(15時台~16時台)
2021年5月19日(水曜日) ダウ30のファンダメンタルズ分析
ビットコインの急落を受けて市場全体がリスク回避のパニック相場となる。
日本時間から前日の売りの流れを引き継いでひたすら売られる。
ロンドン時間もひたすら売られる。
NY時間に23時頃に一旦落ち着きを取り戻しリバウンドして終了する。
日本時間3時頃にFOMC議事録要旨の発表があり
一部の政策担当者は債券買い入れプログラムの縮小に向けた議論を開始する可能性を
示唆していたことが分かり、株価は売りに押されましたが
安値を割れる事はなく買い戻しの流れが優勢となって反発して終了しました。
高値34067.18 → 終値33856.76(-210.42pips下落)
(10時台)
2021年5月20日(木曜日) ダウ30のファンダメンタルズ分析
日本時間はヨコヨコ推移
ロンドン時間で売られ始め18時頃に安値を付けて日本時間とロンドン初動の高値を上にブチ抜き
NY時間は高値張り付きで終了しました
前日に急落したビットコインが買い戻された事や
アメリカの新規失業保険申請件数が昨年3月の新型コロナ第1波の時より低水準を更新した事を背景に
株が買い戻される動きとなった。
新規失業保険申請件数は44万4000件となり
前週の47万8000件から改善しました。
前日のFOMCでテーパリングの可能性を示唆されましたが
そんなものは気にも留めず買い戻しが優勢の流れとなりました。
安値33641.94 → 終値34074.93(+432.99pips上昇)
(18時台)
2021年5月21日(金曜日) ダウ30のファンダメンタルズ分析
日本時間と欧州時間はレンジヨコヨコタイムで
NY時間でレンジを飛び抜けて上昇したあと行って来いで下落した。
ボーイングが上昇しダウ30の上昇を牽引した。
2022年秋に737MAXの月間生産数を最大42機に引き上げる予備計画を発表しました。
これが好感されたようです。
5月製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値) が61.5となり
統計が製造業全体をカバーするために改定された2009年10月以降で最高となったようです。
これを受けて株価は上昇。
ただナスダックはビットコインの下落などで関連企業の下落や
景気回復により金利の上昇を懸念したハイテクグロース株への売りもあり
冴えない形で終わりました。
安値34074.88 → 終値34252.23(+177.35pips上昇)
(7時台と17時台)
ダウ30 テクニカル分析
ダウ30の日足チャートをベースにテクニカル分析をしていきます。
1週間の価格動向ダイジェスト
- 週イッパツ目は前週の勢いに乗って上昇を試みたが頭打ちで売られてしまう
- 売りに押されるが前週の安値付近のボリンジャーバンドの2σで反発
- そこから大きく買い戻されて週を終える
直近のレジスタンスライン
34565.78 水色のライン
今のところ、この近辺は売りが入って落とされているのでレジスタンスとして意識されると思う。
直近のサポートゾーン
33158 ~ 33500
直近で形成された押し安値。
この週はボリンジャーバンドの+2σで綺麗に買い戻されている。
安値を切り上げてる形なのでサポートとしては上出来。
ダウ30とSP500のCFTCのポジション比較
SP500の個人が大量の押し目買いを実施。
価格もいい感じに爆上げしてるので億り人が量産されるかもしれない。
大口はショートポジションを削ってる最中。
なかなか下がらんと判断したのだろうか?
ダウ30とSP500の個人のポジション比較
場中でダウ30とSP500のロングが60%越えを確認。
そこから株価が急落してリバウンドした辺りで買いポジが減っていき
ショートに切り替わり始めている。
ダウ30のポジション状況 まとめ
つまり、ここから株価が上昇して売りが増えてくるようであれば
株価が吊り上がる可能性が出てくるという事。
ショーターは気を付けたし。
僕は前週に宣言したとおり、押し目を買った後なので、あとは眺めるだけです。
週の終値を比較
2020年12月04日 30169.22 (+230.43pips上昇) 最高値を更新!30000ドルを突破!新型コロナワクチンの実用化期待と追加経済対策が速まるとの期待感で
2020年12月11日 30051.95 (-117.27pips下落) イギリスで新型コロナワクチンの接種開始
2020年12月18日 30284.56 (+232.61pips上昇) アメリカで新型コロナワクチンの接種開始
2020年12月25日 30231.38 (-53.18pips下落) 新型コロナウイルスの変異種が確認されEU各国でロックダウン措置が取られる
2020年12月31日 30420.14 (+188.76pips上昇) 最高値を更新 9000億ドル規模の新型コロナ追加対策法案が可決
2021年01月08日 31147.76 (+727.62pips上昇) 最高値更新 バイデン氏が次期大統領に承認される。上院決選投票で民主党が勝利。上院下院+大統領ともに民主党となる
2021年01月15日 30780.08 (-367.68pips下落) バイデン氏の景気刺激策は時前に発表されていたので、利益確定売りのネタに使われて終わる
2021年01月22日 31029.06 (+248.98pips上昇) バイデン氏の大統領就任式後に頭打ちで下落。女性初の財務長官イエレン氏はバイデン氏の大規模政策を支持
2021年01月29日 29987.22 (-1041.84pips下落) ロビンフッダーがヘッジファンドを追い込み損失計上で株価が暴落
2021年02月05日 31193.50 (+1206.28pips上昇) バイデン大統領の経済対策が縮小される事はなく、従来の規模で行くと表明した
2021年02月12日 31493.05 (+299.55pips上昇)
2021年02月19日 31482.60 (-10.45pips下落) 長期金利が約1年ぶりに1.3%回復 バンクオブアメリカがドットコムバブル級の過熱感を警戒
2021年02月26日 30902.16 (-580.44pips下落) 長期金利が1.6%に達してSP500の配当利回り1.48%を超えて株の魅力が薄れて株価が下落
2021年03月05日 31515.09 (+612.93pips上昇) SP500の大口が大人買い。ショーターが大量に踏みあげられて週を終える
2021年03月12日 32795.54 (+1280.45pips上昇) 1.9兆ドルの新型コロナ追加経済対策法案が成立!景気敏感株主導でダウ30が最高値を更新!
2021年03月19日 32626.71 (-168.83pips下落)
2021年03月26日 33108.09 (+481.38pips上昇) バイデン大統領が2億回の新型コロナワクチンの普及を目指す。そしてインフラ投資を計画中!
2021年04月02日 33325.69 (+217.60pips上昇) ISM製造業景気指数が37年ぶりの高水準。雇用統計も予想を上回る結果を受けて株価は史上最高値更新中!
2021年04月09日 33767.00 (+441.31pips上昇)
2021年04月16日 34188.09 (+421.09pips上昇) 長期金利が大幅下落でグロース株に資金が集まる
2021年04月23日 34025.92 (-162.17pips下落) バイデン大統領が富裕層を対象にキャピタルゲイン税の増税案を出す見通し。日本が緊急事態宣言、インドの首都でロックダウン
2021年04月30日 33924.47 (-101.45pips下落)
2021年05月07日 34811.25 (+886.78pips上昇) 非農業部門雇用者数変化が予想より低い数値を出したことで利上げやテーパリングはムリという流れで株高
2021年05月14日 34331.89 (-479.36pips下落) インフレ懸念でパニック売りからのインフレ懸念後退で買い戻し
2021年05月21日 34252.23 (-79.66pips下落) インフレ懸念とビットコインの急落、テーパリングの議論が出たが株価にあまり影響はなかった
まとめ
ダウ30の相場状況をまとめると
- 根強いインフレ懸念で株が売られる
- イエレン財務長官の増税発言で株が急落
- ビットコインの急落で市場全般に下落の渦に巻き込まれる
- テーパリングの議論の可能性が浮上したが、株価にはあまり影響はなかった
- 週末は値ごろ感で買い戻しが入る
- アメリカの個人は大量にSP500を押し目買い
- SP500の大口は株価が下がらないと見てショートポジションを解消している
- 個人投資家は買いポジションを取っていたが、株価が上がるにつれてショートポジションに切り替えている
前の週に宣言したとおり、ダウ30の押し目買いを実施して
0.1枚*10のポジションを形成して1lot完成させました。
あとは株価の上昇を眺めるだけです。
Gemforexの口座開設ボーナス2万円に惹かれて口座を作りました。
ボーナス2万円で株価指数のナスダック100のロングをしてみた結果…
な…なに下げとんねん…(´・ω・`;;)
ダウ30とSP500と一緒に上昇しろや!!
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