ダウ30 ボーイングの急落は押し目にしかならず急騰して上昇トレンドを継続! テクニカル分析・ファンダメンタルズ分析 CFTCポジション比較 2020年4月17日(金)の週を終えて
2020年4月17日(金)の週を終えて
ダウ30のチャートとCFTCの大口の動向、そして個人のポジション状況を見ながら
相場の分析をしていきます。
チャンスがあれば海外ハイレバ口座を利用して、
ダウ30をトレードしていくつもりでいます。
それでは、各章の状況を見ながら、相場を予想していきます。
ダウ30 テクニカル分析・ファンダメンタルズ分析 CFTCポジション比較から相場の強弱を予想(2020年4月17日(金)の週を終えて)
#ダウ30・俺ニカル分析
— 堅実なる投機家@-491万7112円・原油相場で負けた男 (@kenjitutouki) April 18, 2020
2020年4月17日の週を終えて
・ダウはダマシ下髭まで一歩届かず(SP500は到達した
・大口は年初来の売りの増加を更新
・個人と大口は先週の上髭に騙され売りで捕まってる模様
あとはダマシ下髭まで伸びて
ロスカット狙う動きに注目かなぁ
SP500は到達してるしダウも行くと思われ pic.twitter.com/IWgmgewby9
上記ツイートで大枠について述べていますが
この内容をもう少し深く掘り下げて分析していきます。
ダウ30のCFTCの大口のポジション比較
2020年3月31日と4月7日を比較
- 大口は年初来の売りポジションの増加を更新しました(3度目)
- 大口は新規に買いを増やしているようです
ダウ30の個人のポジション比較
大口が年初来の売り増しをしている中で、個人も売りで捕まってる人が
まだまだ多いようです。
また一部の大口が新規に買い増しをしているので
個人と大口もろともロスカットで資金を飲み込まれて
大きな上昇を見せる可能性があるかもしれませんね。
ダウ30 テクニカル分析
先週のサポートラインおさらい
- 週足の200日SMAで価格がウロウロしていましたが、週の終わりで上に抜けました
直近のレジスタンス
24682 ピンクの線
2020年2月28日に底打ちと見せかけたダマシ下髭となった場所です。
ここで多くの人が捕まってロスカットになった人が多いんじゃないでしょうか。
ロスカットで下まで攻めた後に戻ってくる事は
相場界ではよくある事で、このあたりを第1ターゲットに戻してくるのではないでしょうか。
なので直近のレジスタンスとして挙げました。
直近のサポート
23630 ブルーの線
ここは週足の200日SMAがある場所なので
レジサポ転換したかどうかを見に来る場所だと思っています。
ダウ30 ファンダメンタルズ分析と値動き
2020年4月13日(月曜日)から4月17日(金曜日)の週のファンダメンタルズを分析していきます。
4月13日(月曜日) ダウ30のファンダメンタルズ分析
- フォードが3.9%下落。新型コロナウイルスの影響で自動車の販売低迷と工場休止が響いた。第1四半期は約6億ドルの損失計上との予想が嫌気されている。
- アマゾンは好調で新型コロナウイルスの感染拡大の影響でインターネット注文が急増。新たに7万5千人を雇用する計画を発表したことで6.2%も株価が急伸した。
この日は欧州がイースター休暇の中、強弱マチマチで下髭陰線で取引を終えている。
高値23831 → 終値23430(-401pips下落)
4月14日(火曜日) ダウ30のファンダメンタルズ分析
アメリカ政府が新型コロナウイルス感染拡大防止に向けたロックダウン措置を緩和する可能性を示した事が
好感されて株価が上昇。
また、トランプ大統領が数日中にアメリカ経済活動に向けたソーシャル・ディスタンシング指針について
重要な発表を行うと明らかにした事と
ニューヨーク州で新型コロナウイルス感染症による入院者数が初めて減少した事が分かり
市場に安堵感が広がって株価が上昇した。
新型コロナウイルスの影響で企業決算が悪くなるだろうと懸念されてる中で、
リスクが相殺された形となった。
安値23366 → 24018 (+652pips上昇)
4月15日(水曜日) ダウ30のファンダメンタルズ分析
金融系の株価下落が目立つ
- バンクオブアメリカは6.5%下落
- シティーグループは5.6%下落
- ゴールドマンサックスは49%現役だったが株価が0.2%高で終えた。これは融資比率が低い事が理由。
前日の金融株も弱い
- JPモルガンは2.7%下落
- ウェルズ・ファーゴは4%下落
新型コロナウイルスの影響で貸し倒れの可能性に備え、引当金を計上した。
この日、アメリカの経済指標の小売り売上高が-8.7%と弱く
前回から8%も下落している。
また鉱工業生産も-5.4%と前回から4.8%も下落している。
このアメリカの経済指標の悪さから新型コロナウイルスの影響が懸念された。
高値24071 → 終値23442 (-629pips下落)
4月16日(木曜日) ダウ30のファンダメンタルズ分析
アマゾンとネットフリックスが過去最高値値を付けた事が牽引し株価が上昇した。
新型コロナウイルスの影響で外出禁止措置が出ている中で
ネットでの動画配信や宅配といったサービスへの需要が高まった事が背景になるようです。
- アマゾンは4.4%高
- ネットフリックスは2.9%高
しかし、航空機大手のボーイングは8%も急落した。
エアバスが旅行需要の崩壊で引き渡し先送りを検討していると表明したことが嫌気され株価が下がった。
ボーイングの急落がダウへの上昇圧力を抑え込んだ形となった。
安値23196 → 終値23879 (+683pips上昇)
ボーイングが悪かったとはいえ、前日の安値で止まって反発した形となっています。
4月17日(金曜日) ダウ30のファンダメンタルズ分析
さて、前日ボーイングネタで株価の上昇を抑えこんでいましたが
ここにきてボーイングのポジティブネタで株価が上昇しました。
前日8%急落からの約15%急伸となりました。
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて先月から停止している
ワシントン州の商用機の生産を来週から順次再開すると発表したことが好感され
株価が急伸したようです。
また前日に、トランプ大統領が新型コロナウイルスの感染拡大で
打撃を受けているアメリカ経済の再開に向けて指針を明らかにして、
状況に応じて3段階で封鎖措置の解除を進めるべき
と考えを示した事で、新型コロナウイルスの終息するとの見方から
株価が上昇の手助けとなりました。
この日、高値を更新して24000ドルを回復して週を終えました。
安値23815 → 終値24269(+454pips上昇)
週の終値を比較
3月13日 23017 ←ここを明確に超えてきた
3月20日 19198 ←ここを底打ちと判断
3月27日 21549
4月03日 21053
4月09日 23792
4月17日 24269 (+477pips上昇↑↑↑)
3月20日を底値に4月09日の週からダウ30はうなぎ登りとなっていますね。
新型コロナウイルスの影響もトランプ大統領の発言で相殺されて
株価が上昇していってる形となっています。
まとめ
ダウ30の相場状況をまとめると
- 金融系の企業の決算が悪かったが、その下げは次の日押し目となった
- ボーイングが新型コロナウイルスの影響で急落と急伸をしたが結局、押し目を買われたに過ぎなかった
- トランプ大統領が新型コロナウイルスの感染拡大で打撃を受けているアメリカ経済の再開に向けた方針を発表したことで安堵感が広がっている
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