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ドル円 【見通し・予想】矛盾したドル安を警戒 テクニカル分析・ファンダメンタルズ分析 CFTCポジション比較 2020年11月06日(金)の週を終えて

2020年11月06日(金)の週を終えて
FX ドル円のチャートとCFTCの大口の動向、そして個人のポジション状況を見ながら
相場の分析をして今後のドル円の相場の見通しや
価格を予想していきます。

チャンスがあれば国内FX口座を利用して、
ドル円をトレードしていくつもりでいます。

それでは、各章の状況を見ながら、相場を予想していきます。

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ドル円 テクニカル分析・ファンダメンタルズ分析 CFTCポジション比較から相場の強弱を予想(2020年11月06日(金)の週を終えて)

上記ツイートで大枠について述べていますが
この内容をもう少し深く掘り下げて分析していきます。

円のCFTCの大口のポジション状況

1-シカゴ円-CFTC-一覧表-2020年11月06日の週を終えて
1-シカゴ円-CFTC-一覧表-2020年11月06日の週を終えて

ドル円の個人のポジション状況

2-ドル円-個人のポジション状況-一覧表-2020年11月06日の週を終えて
2-ドル円-個人のポジション状況-一覧表-2020年11月06日の週を終えて

ドル自体のCFTCの大口のポジション状況を比較

3-ドルインデックス-CFTC-一覧表-2020年11月06日の週を終えて
3-ドルインデックス-CFTC-一覧表-2020年11月06日の週を終えて
4-ユーロドル-CFTC-一覧表-2020年11月06日の週を終えて
4-ユーロドル-CFTC-一覧表-2020年11月06日の週を終えて

ここでドルインデックスとユーロドルのCFTCを比較して
ドル自体の相場がどうなっているのか見ておきます。

ユーロドルを挙げたのはドルインデックスに含まれるユーロの量が多いので
ドル自体の相場に影響を与えるのが大きいと考えているからです。

またポジションの量もドルインデックスと比べると多いいので
母数が大きい事から比較対象としてユーロドルを挙げました。

ドルインデックスは売買ポジションを外す動きをしており
ユーロドルは買いを大きく外して売りを入れてきている状態です。

目先はドル買いかな?というように見えますが
価格推移はドル安の方向のようです。

ドル円も似たような感じになっているので
ドル安を警戒したほうがいいかもしれません。

ドル円のポジション状況 まとめ

大口が円の買い(ドル円でみると売り)を増やしている一方で
個人投資家はドル円の買いが大きく膨れ上がっています。

価格の推移はドル円は大きく下落して
個人投資家が負けを被ってる感じになっています。

ドル円を買う場合は、よほど引き付けて買って
リバウンドしたら即決済して逃げるようにしないと
不利な状況になりかねないので注意が必要です。

ドル円 テクニカル分析

5-2020年11月06日の週を終えて-ドル円-日足チャート
5-2020年11月06日の週を終えて-ドル円-日足チャート

ダイジェスト

  • ドル円は5日SMAで横ばい推移して始まり、104.7xのラインを超えたものの戻り高値を売られて下落しました
  • その後、大きく円高ドル安が進み103円台へ突入し週を終えました

直近のレジスタンス

6-ドル円-直近のレジスタンス-75日SMA-日足チャート-2020年11月06日の週を終えて
6-ドル円-直近のレジスタンス-75日SMA-日足チャート-2020年11月06日の週を終えて

104.7x 赤いライン レジサポ転換ライン

直近ではドル円は上昇したものの
25日SMAで戻り高値を売られて下落して
104.7xのラインを下回る形で終わったことから
このラインがレジサポ転換でレジスタンスに変わった感じに思われます。

直近のサポート

7-ドル円-直近サポート-102-101-赤いライン-日足チャート-2020年11月06日の週を終えて
7-ドル円-直近サポート-102-101-赤いライン-日足チャート-2020年11月06日の週を終えて

102.2x 週足ボリンジャーバンド-3σ
101.1x 赤いライン3月9日の週に付けた安値

104.7xのラインを下抜けて
次のサポートを探した結果、週足でないと見るのが難しくなってきました。

週足で見ると、まず最初に分かるのが週足のボリンジャーバンドの-3σ102.2x付近が
最初のサポートになりそうな感じ。

次に101.1xの赤いラインが3月9日の週に大きく下落して反発したライン。

この2つがサポートとして意識されそうです。

ファンダメンタルズ分析と値動き

2020年11月02日(月曜日)から11月06日(金曜日)の週のファンダメンタルズを分析していきます。

11月02日(月曜日) FX ドル円 ファンダメンタルズ分析

翌日にアメリカの大統領選を控えて
持ち高調整でドルが上昇しました。

安値104.464 → 終値104.667(+20.3pips上昇)

11月03日(火曜日) FX ドル円 ファンダメンタルズ分析

アメリカの大統領選の開票日で
民主党のバイデン大統領候補が勝利するのとの見方から
大規模な景気刺激策が実施されるとの期待感でリスク選考度が高まって
ドル安となったようです。

また大統領選以外にも上下院ともに民主党が議席を獲得し
大型の財政刺激策と国債発行が見込まれる事から
リスクONで株高ドル安になったようです。

高値104.797 → 終値104.451(-34.6pips下落)

11月04日(水曜日) FX ドル円 ファンダメンタルズ分析

ドル円は大きく上昇したものの
そこから戻り高値を売られて大きな上髭を付けて終了しました。

民主党が上院で過半数を獲得できない見通しから
ブルーウェーブ(民主党の圧勝)で大規模な財政出動ができないことで
期待感が後退しポジションを解消する動きが出たようです。

高値105.342 → 終値104.481(-86.1pips下落)

11月05日(木曜日) FX ドル円 ファンダメンタルズ分析

この日、ドル円は大きく下落して終了しました。

株価が大きく上昇したのを背景に
ドルの投資妙味が薄れドル安の流れとなったようです。

高値104.532 → 終値103.450(-108.2pips下落)

11月06日(金曜日) FX ドル円 ファンダメンタルズ分析

ブルーウェーブの実現が困難な事から
ねじれ議会が継続との見方でドルが売られる結果となっているようです。

また追加経済対策の規模も縮小するとの見方から
ドルが売られてるようです。

高値103.756 → 終値103.352(-40.4pips下落)

週の終値を比較

3月20日の終値 110.681 ←市場では110.5のロスカ設定があるしターゲットになりやすいかも?
3月27日の終値 107.806 ←ここを下割れたらヤバイかも?
4月03日の終値 108.490
4月10日の終値 108.350
4月17日の終値 107.437 ←3月27日の終値を割れたからドル安が進むかも??
4月24日の終値 107.448
5月01日の終値 106.861
5月08日の終値 106.605
5月15日の終値 107.034
5月22日の終値 107.587
5月29日の終値 107.755 ←108円のレンジを超えそうな雰囲気
6月05日の終値 109.541
6月12日の終値 107.344
6月19日の終値 106.830
6月26日の終値 107.170
7月03日の終値 107.400
7月10日の終値 106.883
7月17日の終値 106.992
7月24日の終値 106.115 ←レンジ下抜け
7月24日の終値 105.709 ←104.8xのサポートで反転上昇した形
8月07日の終値 105.876
8月14日の終値 106.586
8月21日の終値 105.806
8月28日の終値 105.353
9月04日の終値 106.226 (+87.3pips上昇) ←雲の中に突入
9月11日の終値 106.146 (-0.8pips下落)
9月18日の終値 104.571 (-157.5pips下落) ※雲を下抜け下落トレンドを描いた1週間
9月25日の終値 105.504 (+93.3pips上昇)
10月02日の終値 105.262 (-24.2pips下落) ※トランプ大統領が新型コロナウイルスに感染
10月09日の終値 105.600 (-33.8pips下落) ※トランプ大統領が新型コロナウイルスから復帰
10月16日の終値 105.345 (-25.5pips下落)
10月23日の終値 104.630 (-71.5pips下落)
10月30日の終値 104.529 (-10.1pips下落)
11月06日の終値 103.352 (-117.7pips下落) ※アメリカの大統領選があった週

まとめ

ドル円の相場状況をまとめると

  • 大統領選を控えてドルは上昇していました
  • その後、バイデン氏が大統領選で勝利との見方から大規模な刺激策が期待できるとの事でドル安に
  • しかし、上院で共和党が議席を確保するとの事で大規模な刺激策が期待できなくなってドル安に

大規模な刺激策を期待してドル安になってるのに
大規模な刺激策を期待できなくなってドル安に!?

なんか矛盾してるなぁ…

こういう相場が一番怖くて手が出せない。

流れを追う程度でテクニカルラインに来るまでは
様子見するのが無難かもしれない。

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ドル円

Posted by 旭(あきら)