ドル円 【見通し・予想】新型コロナワクチンの開発の進展情報で急激な円安に…その後 テクニカル分析・ファンダメンタルズ分析 CFTCポジション比較 2020年11月13日(金)の週を終えて
2020年11月13日(金)の週を終えて
FX ドル円のチャートとCFTCの大口の動向、そして個人のポジション状況を見ながら
相場の分析をして今後のドル円の相場の見通しや
価格を予想していきます。
チャンスがあれば国内FX口座を利用して、
ドル円をトレードしていくつもりでいます。
それでは、各章の状況を見ながら、相場を予想していきます。
ドル円 テクニカル分析・ファンダメンタルズ分析 CFTCポジション比較から相場の強弱を予想(2020年11月13日(金)の週を終えて)
#ドル円・俺ニカル分析
2020年11月13日の週を終えて為替市場は株式市場とは違い
ファイザーが開発する新型コロナワクチンの
90%の有効性については慎重的な見方から
1日の爆上げで一服している。FRBとECBがワクチンが出来ても
経済の先行きは不透明である見解を示したのが
影響しているらしい pic.twitter.com/zCeUajJqs7— 堅実なる投機家@-461万円・原油相場で負けた分を取り戻し中 (@kenjitutouki) November 14, 2020
上記ツイートで大枠について述べていますが
この内容をもう少し深く掘り下げて分析していきます。
円のCFTCの大口のポジション状況
この週はアメリカが祝日を挟んだので
発表が遅れるとの事で次回に持ち越します。
ドル円の個人のポジション状況
ドル自体のCFTCの大口のポジション状況を比較
この週はアメリカが祝日を挟んだので
発表が遅れるとの事で次回に持ち越します。
ドル円のポジション状況 まとめ
個人のポジション状況が80%もありましたが
大きく減ったのを見ると
ロスカットしたか、急騰したのを見て辛うじて逃げたかのどちらかでしょう。
とはいえ、まだ65%も買いが多い状況なので
ドル円がここからすんなり上がるのは期待は薄いかもしれません。
ドル円 テクニカル分析
ダイジェスト
- ドル円は週始めに一気に上昇し、105.50と安値から230pipsも急騰しました。
- その後、75日SMAで頭打ちとなり下落して週を終えました。
直近のレジスタンス
75日SMA
104.7x 赤いライン
直近ではドル円は上昇したものの
75日SMAで戻り高値を売られて下落して
104.7xのラインを下回る形で終わったことから
このラインが意識されている事が分かります。
とくに75日SMAは幾度となく戻り高値を売られて下落しているので
それなりに意識されているレジスタンスだと思います。
直近のサポート
103~103.5 ボリンジャーバンドの-2σ~-3σ
直近ではこの辺りで一気に急騰した場所であり
ボリンジャーバンドの-2σと-3σがあるので
それなりにサポートとして意識されるのではないかと思われます。
ファンダメンタルズ分析と値動き
2020年11月09日(月曜日)から11月13日(金曜日)の週のファンダメンタルズを分析していきます。
11月09日(月曜日) FX ドル円 ファンダメンタルズ分析
ファイザーとビオンテックが共同開発する
新型コロナウイルスのワクチンの臨床試験で
感染を防ぐ有効率が90%を超えたと発表した事をきっかけに
株価が急激に上昇し、ドル円も急激に上昇しました。
ニュースは日本時間の21時頃に発表されました。
リスクONを背景に金利上昇につながるとの見方から
ドル円は上昇する見方が出ているようです。
安値103.191 → 終値105.344 (+215.3pips上昇)
11月10日(火曜日) FX ドル円 ファンダメンタルズ分析
前日の新型コロナワクチンのネタは一服感が出たようで
ここで一旦上昇はストップしたようです。
始値105.272 → 終値105.243(-2.9pips)
11月11日(水曜日) FX ドル円 ファンダメンタルズ分析
新型コロナワクチンのポジティブな情報をもとに
経済が回復し、アメリカの長期金利が上昇する事が意識され
ドル円が上昇しました。
とはいえ、そこまで高値は更新せず終了。
安値105.001 → 終値105.418(+41.7pips上昇)
11月12日(木曜日) FX ドル円 ファンダメンタルズ分析
新型コロナワクチンの進展情報よりも
現在、欧米で広がっている新型コロナウイルスの感染者増加が意識され
慎重的な見方からドル円は下落した。
またFRBのパウエル議長やECBのラガルド総裁が
新型コロナワクチンの進展情報は歓迎しながらも
経済の先行きは不透明なままだと強調した事から
市場参加者の慎重姿勢がより明らかになりました。
高値105.474 → 終値105.121(-35.3pips下落)
11月13日(金曜日) FX ドル円 ファンダメンタルズ分析
前日のFRBやECBの新型コロナワクチンのポジティブな情報でも
経済の先行きが不透明感のネタが意識され
リスク回避の動きからドル円が売られて終了しました。
また欧米で新型コロナ第2波の懸念もあり
ドル円は続落となりました。
高値105.153 → 終値104.584(-56.9pips下落)
週の終値を比較
3月20日の終値 110.681 ←市場では110.5のロスカ設定があるしターゲットになりやすいかも?
3月27日の終値 107.806 ←ここを下割れたらヤバイかも?
4月03日の終値 108.490
4月10日の終値 108.350
4月17日の終値 107.437 ←3月27日の終値を割れたからドル安が進むかも??
4月24日の終値 107.448
5月01日の終値 106.861
5月08日の終値 106.605
5月15日の終値 107.034
5月22日の終値 107.587
5月29日の終値 107.755 ←108円のレンジを超えそうな雰囲気
6月05日の終値 109.541
6月12日の終値 107.344
6月19日の終値 106.830
6月26日の終値 107.170
7月03日の終値 107.400
7月10日の終値 106.883
7月17日の終値 106.992
7月24日の終値 106.115 ←レンジ下抜け
7月24日の終値 105.709 ←104.8xのサポートで反転上昇した形
8月07日の終値 105.876
8月14日の終値 106.586
8月21日の終値 105.806
8月28日の終値 105.353
9月04日の終値 106.226 (+87.3pips上昇) ←雲の中に突入
9月11日の終値 106.146 (-0.8pips下落)
9月18日の終値 104.571 (-157.5pips下落) ※雲を下抜け下落トレンドを描いた1週間
9月25日の終値 105.504 (+93.3pips上昇)
10月02日の終値 105.262 (-24.2pips下落) ※トランプ大統領が新型コロナウイルスに感染
10月09日の終値 105.600 (-33.8pips下落) ※トランプ大統領が新型コロナウイルスから復帰
10月16日の終値 105.345 (-25.5pips下落)
10月23日の終値 104.630 (-71.5pips下落)
10月30日の終値 104.529 (-10.1pips下落)
11月06日の終値 103.352 (-117.7pips下落) ※アメリカの大統領選があった週
11月13日の終値 104.584 (+123.2pips上昇) 新型コロナワクチンの有効性が90%を超える報道
まとめ
ドル円の相場状況をまとめると
- ファイザーとビオンテックが共同開発する新型コロナウイルスのワクチンの有効性が90%を超えるとの報道でリスクONの流れからドル円が急騰しました
- リスクONの流れは1日で終了し、高止まりから最終的に下落して週を終えました
- FRBやECBが新型コロナワクチンの開発の進展があっても経済の先行きは不透明だと強調した事で市場参加者は慎重姿勢となっているようです
とにかくテクニカルポイントに引き付けて買ったら
MAXは75日SMA付近で利益確定売りして逃げるのが無難かもしれない。
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