ダウ30【見通し・予想】アメリカの大統領選までに追加経済対策が纏まらないので下落を警戒しよう テクニカル分析・ファンダメンタルズ解説 CFTCポジション比較 2020年10月16日(金)の週を終えて
2020年10月16日(金)の週を終えて
ダウ30のチャートとCFTCの大口の動向、そして個人のポジション状況を見ながら
相場の分析をして今後のダウ30の相場の見通しや
価格を予想していきます。
チャンスがあれば海外ハイレバ口座を利用して、
ダウ30をトレードしていくつもりでいます。
それでは、各章の状況を見ながら、相場を予想していきます。
ダウ30 テクニカル分析・ファンダメンタルズ分析 CFTCポジション比較から相場の強弱を予想(2020年10月16日(金)の週を終えて)
#ダウ30・俺ニカル分析
2020年10月16日の週を終えて・新型コロナワクチンの治験の停止
(再開されたが株価は戻り高値を売られる)
・新型コロナ追加経済対策が大統領選前までに決まらない
・バイデン氏が大統領選勝利確定みたいな流れ先週、決済しといてよかった
大統領選終わるまで休憩が無難 pic.twitter.com/9LcwRexaPv
— 堅実なる投機家@-461万円・原油相場で負けた分を取り戻し中 (@kenjitutouki) October 18, 2020
上記ツイートで大枠について述べていますが
この内容をもう少し深く掘り下げて分析していきます。
ダウ30とSP500のCFTCの大口のポジション比較
ダウ30の個人のポジション比較
ダウ30のポジション状況 まとめ
トランプ大統領が新型コロナウイルスから復帰してから1週間の状況ですが
ポジショニングに変化がどのようになっているのか比較していきたいと思います。
まずSP500は大口は買いを減らして、売りを増やしています。
ダウ30の方は大口は買いを若干増やして、売りを若干減らしています。
個人はSP500は買いを増やして、売りを減らして生きています。
ダウ30も同じように買いを若干増やして、売りを若干減らしてきています。
株価の流れを見ると、大口は高値圏で売ったように思います。
また個人は買いに転向しているのを見ると、高値圏で追っかけ買いをして下落して
苦しい状況になってるように思われます。
週末に株価は行って来いの状態で終わっているので
次の展開が気になりますね。
個人的には経済政策の不透明感や大統領選前なので
ポジション解消による下落があるのかなと予想しています。
ダウ30 テクニカル分析
先週のサポートラインおさらい
- 週の初めに29000ドル台目前に迫ったものの、次の日に反転下落しています
- ボリンジャバンドの+2σで打ち返され28500ドルを割れる
- その後、28120ドル付近で反発して28500を上抜けたものの戻り高値を売られて行って来いの状態で週を終えています
直近のレジスタンス
29088.12 ピンクのライン
9月2日と3日で一山つけて下落しているので
直近のレジスタンスとしては
この山を抜けるかどうかの攻防になると予想されます。
ここを抜けたら最高値の29594.20のラインを目指す展開になると思います。
直近では29000ドル目前まで上昇して打ち返されているので
ターゲットとしてはちょうどいい場所だと思われます。
直近のサポート
27565 黄色のライン
28120 ピンクのライン
下落しても、この辺りで買い支えられているので
サポートとして意識されそうです。
直近では28120付近で買い支えられたので
それなりに意識されていると思い割れます。
ただ【警戒】しておかないといけないのが
RCIの短期が下向いて来ている事です。
もしかしたら株価は短期天井を打って下落する可能性があるので
そこだけは注意しておきたいです。
ダウ30 ファンダメンタルズ分析と値動き
2020年10月12日(月曜日)から10月16日(金曜日)の週のファンダメンタルズを分析していきます。
10月12日(月曜日) ダウ30のファンダメンタルズ分析
トランプ大統領が新型コロナ追加経済対策の協議の行き詰まりを受けて
即に期限が切れた中小企業向け支援策の残りの資金を活用して
小規模のコロナ景気対策を可決するよう議会に求めました。
これが好感される形で株価が上昇しました。
安値28554.43 → 終値28917.39(+362.96pips上昇)
10月13日(火曜日) ダウ30のファンダメンタルズ分析
ジョンソンエンドジョンソンやイーライ・リリーなど
新型コロナワクチンを開発している企業が
臨床試験や治験などを中断する報道が流れ
リスク回避で株価が下落しました。
またアメリカで新型コロナ追加経済対策を協議していますが
11月の大統領選前に決まる可能性が低下している事も嫌気されているようです。
この日、ペロシ下院議長はトランプ政権が先週提示した1兆8000億ドルの
追加コロナ経済対策案を拒否したと発表しました。
これが嫌気されているようです。
高値28942.69 → 終値28686.29(-256.4pips下落)
10月14日(水曜日) ダウ30のファンダメンタルズ分析
ムニューシン財務長官がアメリカの大統領選まで
追加の経済対策案の合意に懐疑的な見方を示した事が嫌気され
株価は失望感から下落しました。
高値28846.48 → 終値28531.11(315.37pips下落)
10月15日(木曜日) ダウ30のファンダメンタルズ分析
トランプ大統領の追加経済対策1兆8000億ドルの提案を引き上げる意向を示したものの
上院トップのマコネル院内総務により提案が一蹴されたのが嫌気され
株価は下落しました。
また新規失業保険申請件数が予想外に増加した事を受けて
景気回復の鈍化懸念が高まり株価は下落しました。
ただ安値拾いの買いがあったのか買い戻されて終了しています。
買われたネタは不明です。
テクニカルで見ると28120のサポート付近と雲の上限や転換線あたりで
買いが入ったように思われます。
高値28573.75 → 終値28507.10(-66.65pips下落)
10月16日(金曜日) ダウ30のファンダメンタルズ分析
新型コロナウイルスのワクチン開発に関するポジティブなニュースが出たことから
株価は上昇したものの、追加刺激策の不透明感から
株価は戻り高値を売られる形で終わりました。
ファイザーとドイツのビオンテックと共同で開発している新型コロナワクチンですが
11月下旬にアメリカ当局の緊急使用許可を申請する公算が大きいと報道されました。
これがポジティブに受け取られたようです。
安値28452.39 → 終値28526.56(+74.14pips上昇)
週の終値を比較
2月21日 29017 ←次のターゲットはここかも?
2月29日 25534 ←ここを超えると上昇に弾みがつきそう
3月13日 23017 ←ここを明確に超えてきた
3月20日 19198 ←ここを底打ちと判断
3月27日 21549
4月03日 21053
4月09日 23792
4月17日 24269
4月24日 23776
5月01日 23730
5月08日 24391
5月15日 23604
5月22日 24476
5月29日 25505
6月05日 27089
6月12日 25548
6月19日 25669.02
6月26日 25090
7月03日 25747.36
7月10日 26100.60
7月17日 26633.92
7月24日 26436.68
7月31日 26442.10 (+5.42pips上昇)
8月07日 27428.27 (+986.17pips上昇)
8月14日 27873.87 (+445.6pips上昇)
8月21日 27912 (+38.13pips上昇)
8月28日 28647.36 (+735.36pips上昇)
9月04日 28095.96 (-551.4pips下落)
9月11日 27620.05 (-475.91pips下落)
9月18日 27741.48 (-121.43pips下落)
9月25日 27184.74 (-556.74pips下落) ※下落4週目 反転上昇して引け
10月2日 27694.43 (+509.69pips下落) ※トランプ大統領が新型コロナウイルスに感染
10月09日 28644.35 (+949.92pips上昇) ※トランプ大統領が新型コロナウイルスから復帰
10月16日 28526.56 (-117.69pips下落)
まとめ
ダウ30の相場状況をまとめると
- アメリカで新型コロナウイルスの追加経済対策の期待感で上昇した株価ですが、大統領選前に決まるか懐疑的な見方から株価は下落
- 新型コロナウイルスのワクチン開発で治験が止まったり、再開されたりで株価を翻弄している状況だが戻り高値を売られて週を終えている
RCIが高いところから下向きに変わってきているし
そろそろ下落を警戒したほうがよさそうに思います。
大統領選も近いですし、追加経済対策もなんだか纏まりそうもありませんしね…。
私は先週、買いポジションを持っていましたが
不透明感が漂っているのを察知して全部決済して逃げました。
しばらく様子見に徹しようと思います。
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