ドル円 【見通し・予想】トランプ大統領の新型コロナウイルス感染でリスク回避のドル高に テクニカル分析・ファンダメンタルズ分析 CFTCポジション比較 2020年10月2日(金)の週を終えて
2020年10月2日(金)の週を終えて
FX ドル円のチャートとCFTCの大口の動向、そして個人のポジション状況を見ながら
相場の分析をして今後のドル円の相場の見通しや
価格を予想していきます。
チャンスがあれば国内FX口座を利用して、
ドル円をトレードしていくつもりでいます。
それでは、各章の状況を見ながら、相場を予想していきます。
ドル円 テクニカル分析・ファンダメンタルズ分析 CFTCポジション比較から相場の強弱を予想(2020年10月2日(金)の週を終えて)
#ドル円・俺ニカル分析
2020年10月2日の週を終えてアメリカの新型コロナウイルス追加経済対策の協議の進展が期待されてドル安の流れ
トランプ大統領が新型コロナウイルスに感染したものの
動いたのはドル円が下落した程度で
ドル自体の相場はさほどドル高にはなっていないあまり気にされてない? pic.twitter.com/pxk2GuYUhC
— 堅実なる投機家@-471万円・原油相場で負けた分を取り戻し中 (@kenjitutouki) October 4, 2020
上記ツイートで大枠について述べていますが
この内容をもう少し深く掘り下げて分析していきます。
円のCFTCの大口のポジション状況
ドル円の個人のポジション状況
ドル円のポジション状況 まとめ
大口は円買いを多めに減らしている様子。
個人のポジションの推移に変化はあまり見られない。
流れはドル安ではあるが安い所で買われる感じなので
なかなかトレンドが出にくい状況だと思います。
ドル円 テクニカル分析
ダイジェスト
- 25日SMAを超えきれず頭を売られて下落
- その後、大きく下落はしたものの転換線で買い支えられて週を終えました
直近のレジスタンス
105.6xあたりに25日SMAがあります。
このあたり戻り高値を売られて下落しているのを見ると
現状は25日SMAがレジスタンスとして機能していると思われます。
直近のサポート
104.7x 赤いライン
現状は転換線に買い支えられていますが
RCI短期を見るともう少し下落が続きそうな雰囲気を感じるので
104.7xのラインをまた試す展開がくるのかなと見ています。
このラインはボリンジャバンドの-3σタッチして戻ってきたので
このあたりはサポートとして根強いのかなと思われます。
ファンダメンタルズ分析と値動き
2020年9月28日(月曜日)から10月2日(金曜日)の週のファンダメンタルズを分析していきます。
9月28日(月曜日) FX ドル円 ファンダメンタルズ分析
株価が反転上昇した事でリスク回避で買われていたドルの需要が薄れてドル売りとなりました。
株価の上昇ネタは民主党のペロシ下院議長とムニューシン財務長官が
新型コロナ追加経済対策の協議を継続との報道が好感してリスクONの流れとなったようです。
高値105.661 → 終値105.444(-21.7pips下落)
9月29日(火曜日) FX ドル円 ファンダメンタルズ分析
翌日にアメリカ大統領選前の最初のTV討論会を控えて
警戒感から最近買われていたドルが売られる展開となりました。
しかし、ドル円は逆に上昇して引けています。
株価の上昇を背景にストップを巻き込んだ上昇だと思われます。
安値105.337 → 終値105.622(+28.5pips上昇)
9月30日(水曜日) FX ドル円 ファンダメンタルズ分析
アメリカの大統領選前の第1回テレビ討論会で大統領選が混沌とした状態を背景に
リスク回避でドルが上昇していましたが
アメリカの追加刺激策をめぐる交渉が進展するとの期待感から
ドルが売られる展開となりました。
ただ夜中の4時過ぎぐらいにムニューシン財務長官が
『米追加経済対策の合意はまだない』と発言した事で
ドル売りはイマイチな感じで終わりました。
その後は火消し作業に走ったのか
ペロシ下院議長と生産的な会談を行ったので、今夜再度会談する予定だと発言しています。
高値105.801 → 終値105.431(-37pips下落)
10月1日(木曜日) FX ドル円 ファンダメンタルズ分析
この日もムニューシン財務長官とペロシ下院議長の電話会談が行われ
アメリカの新型コロナ追加経済対策の期待感からドル安の流れになりました。
ただ主要な部分の見解の相違は埋まらなかったようです。
高値105.726 → 終値105.475(-25.1pips下落)
10月2日(金曜日) FX ドル円 ファンダメンタルズ分析
トランプ大統領が新型コロナウイルスに感染した事がわかり
リスク回避の円高となりました。
その後、メドウズ大統領首席補佐官がトランプ大統領は軽い症状であり
自主隔離して職務を継続すると発言した事からリスク回避の動きが和らぎ
買い戻れる動きとなっています。
またペロシ下院議長が航空業界向けの250億ドルの追加雇用支援策を巡る合意が
目前に迫っていると発言した事も好感されているようです。
高値105.661 → 終値105.262(-39.9pips下落)
週の終値を比較
3月20日の終値 110.681 ←市場では110.5のロスカ設定があるしターゲットになりやすいかも?
3月27日の終値 107.806 ←ここを下割れたらヤバイかも?
4月03日の終値 108.490
4月10日の終値 108.350
4月17日の終値 107.437 ←3月27日の終値を割れたからドル安が進むかも??
4月24日の終値 107.448
5月01日の終値 106.861
5月08日の終値 106.605
5月15日の終値 107.034
5月22日の終値 107.587
5月29日の終値 107.755 ←108円のレンジを超えそうな雰囲気
6月05日の終値 109.541
6月12日の終値 107.344
6月19日の終値 106.830
6月26日の終値 107.170
7月03日の終値 107.400
7月10日の終値 106.883
7月17日の終値 106.992
7月24日の終値 106.115 ←レンジ下抜け
7月24日の終値 105.709 ←104.8xのサポートで反転上昇した形
8月07日の終値 105.876
8月14日の終値 106.586
8月21日の終値 105.806
8月28日の終値 105.353
9月04日の終値 106.226 (+87.3pips上昇) ←雲の中に突入
9月11日の終値 106.146 (-0.8pips下落)
9月18日の終値 104.571 (-157.5pips下落) ※雲を下抜け下落トレンドを描いた1週間
9月25日の終値 105.504 (+93.3pips上昇)
10月2日の終値 105.262 (-24.2pips下落) ※トランプ大統領が新型コロナウイルスに感染
まとめ
ドル円の相場状況をまとめると
- アメリカの新型コロナ追加景気刺激策の協議が進展するとの期待からドル安の流れに
- トランプ大統領が新型コロナウイルスに感染し大きく円高の動きになったものの、航空業界向けの追加雇用支援策が合意に近づいてる期待感からリスク回避は若干収まる
トランプ大統領の新型コロナウイルスの感染は
それほど重要視されていないかも?
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません