WTI原油 【見通し・予想】 41ドル~42ドルを目指す展開か?テクニカル分析・ファンダメンタルズ分析 CFTCポジション比較 2020年7月3日(金)の週を終えて
2020年7月3日(金)の週を終えて
WTI原油のチャートとCFTCの大口の動向、そして個人のポジション状況を見ながら
相場の分析をして今後のWTI原油の相場の見通しや
価格を予想していきます。
チャンスがあれば海外ハイレバ口座と国内先物口座を利用して、トレードしていくつもりでいます。
それでは、各章の状況を見ながら、相場を予想していきます。
WTI原油 テクニカル分析と大口と個人のポジションから相場の強弱を予想(2020年7月3日(金)の週を終えて)
#WTI原油・俺ニカル分析
2020年7月3日の週を終えてCFTCの発表は7月3日が米国が休場だったので
週明けまでお預けそれ以外のネタで見ると
ファンダは在庫が減った事で過去最高の更新が終わった
経済指標が良くて需給は良好になるとの見方で
買われている個人の売りが増えて
41を超えるかの攻防に pic.twitter.com/8FmbYSqdd8— 堅実なる投機家@-491万7112円・原油相場で負けた男 (@kenjitutouki) July 5, 2020
上記ツイートで大枠について述べていますが
この内容をもう少し深く掘り下げて解説していきます。
WTI原油の在庫状況
API在庫の状況
EIA在庫の状況
原油の在庫の状況 考察 まとめ
・原油在庫が大幅に減って過去最高の更新をようやくストップさせました
・リグ稼働数は減り幅は少なくなったものの減り続けています
原油在庫の減少をネタに買いが入っている事から
買いの意欲はまだ衰えてないのかもしれません。
WTI原油のCFTCのポシション状況を比較
金曜日はアメリカが休場だったので
発表が翌週に持ち込まれる事になったので
ポジションは発表され次第、更新します。
WTI原油の個人のポジション状況
買いポジションが減って
売りポジションが増えた状態で
価格が上昇しているのを見ると
原油は上を目指す展開になりそうな雰囲気を感じます。
やはりターゲットの41~42ドルを目指して
その後45ドルを目指す展開になるのでしょうか?
WTI原油 テクニカル分析
先週引いたサポートラインのおさらい
- 日足25SMAで買い支えられて上昇を続ける
- その後、高止まりして週を終える
直近のレジスタンス
41.51と42.34の赤いライン
41.51は3月07日の週の終値です。
次に42.34ですが、ここは2018年のブラッククリスマスの最安値のラインです。
日足25SMAに買い支えられて上昇しているのを見ると
やはりここを試さない事には終われないのかなと思い始めました。
直近のサポートライン
不明です。
深く押さない押し目の無い相場が延々と続き
上昇を続けている中で、どこがサポートになるのか見当がつきません。
移動平均線で買い支えられているので
各移動平均線に着目したほうがいいと思われます。
WTI原油 ファンダメンタルズ分析
2020年6月29日(月曜日)から7月3日(金曜日)の週のファンダメンタルズを分析していきます。
6月29日(月曜日) WTI原油のファンダメンタルズ分析
新型コロナウイルスの感染者増加を受けて
経済の正常化が遅れるとの懸念から
原油は売り込まれていました。
しかし、アメリカの中古住宅販売成約指数が予想を大幅に上回る結果や
ボーイングの737MAXの安全性評価の審査が完了し
試験飛行を開始した情報をもとに株価が上昇した事を背景に
経済指標や株価の上昇からリスク選考度が増して
原油価格は反転上昇しました。
安値37.49 → 終値39.62(+213pips上昇)
6月30日(火曜日) WTI原油のファンダメンタルズ分析
前日に引き続き、上昇したものの
新型コロナウイルスの感染拡大が懸念され
アメリカでは自主隔離を求める措置が8州から16州に増えた事が嫌気されて
エネルギー需要の落ち込みが懸念されて
原油価格の上昇がストップしました。
また、内戦により1月以降からほぼ停止していたリビアの原油輸出が
再開される可能性がある事が報道された事も
供給過剰懸念につながったようです。
安値38.84 → 終値39.80(+96pips上昇)
7月01日(水曜日) WTI原油のファンダメンタルズ分析
EIA原油在庫の発表で、予想を上回る720万バレル減少となり
原油が買われるかに思われましたが
イマイチな十字足で終了しました。
始値39.80 → 終値39.70(-10pips)
7月02日(木曜日) WTI原油のファンダメンタルズ分析
アメリカの雇用統計の結果が良かった事と
前日の在庫の減少も合わさって
原油価格は前日のイマイチな十字足から
買われて終了しました。
安値39.45 → 終値40.27(+82pips上昇)
7月03日(金曜日) WTI原油のファンダメンタルズ分析
アメリカ市場が休場で
とくに目立った動きはなし。
始値40.27 → 終値40.23(-4pips)
週の終値を比較
2020年3月07日 41.51 ←次のターゲット?
2020年3月13日 33.25 ←ターゲットクリア
2020年3月21日 23.40 ←ターゲットクリア
2020年3月27日 21.80
2020年4月03日 28.79 ←ターゲットクリア
2020年4月09日 23.18 ←ターゲットクリア
2020年4月17日 18.44
2020年4月24日 17.31 ←史上初のマイナス取引となった週の終値
2020年5月01日 19.70 ←U字回復を期待できる所まで回復した
2020年5月08日 26.10 ←暴騰w
2020年5月15日 29.79 ←押し目待ちに押し目なしで高止まりからの踏み上げ!
2020年5月22日 33.56
2020年5月29日 35.19 ←3月13日の終値をクリア!
2020年6月05日 39.07 ←ターゲットに届かず折り返す…
2020年6月12日 36.50
2020年6月19日 39.42
2020年6月26日 38.17
2020年7月03日 40.23 (-206pips下落)
まとめ
WTI原油の1週間の流れをまとめると以下のようになります。
- 新型コロナウイルスの感染拡大が懸念され、原油は週の始めに売り込まれました
- しかし、アメリカの経済指標が良好な事と原油在庫が大幅に減った事を受けて、原油は再び上昇を開始しました
- 押しは日足の25日SMAで買い支えられ、レジスタンスは41~42ドルを目指す展開に
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