ダウ30 最悪の経済指標は織り込まれてる可能性があり テクニカル分析・ファンダメンタルズ分析 CFTCポジション比較 2020年5月15日(金)の週を終えて
2020年5月15日(金)の週を終えて
ダウ30のチャートとCFTCの大口の動向、そして個人のポジション状況を見ながら
相場の分析をしていきます。
チャンスがあれば海外ハイレバ口座を利用して、
ダウ30をトレードしていくつもりでいます。
それでは、各章の状況を見ながら、相場を予想していきます。
ダウ30 テクニカル分析・ファンダメンタルズ分析 CFTCポジション比較から相場の強弱を予想(2020年5月15日(金)の週を終えて)
#ダウ30・俺ニカル分析
2020年5月15日の週を終えて大口は6週目の売りポジションの増加を更新
新型コロナウイルスの第2波を警戒した売りと
米中対立懸念の売りしかし個人と大口の売りポジが多く
週足の200日SMAで買い支えられてる感じを見ると酷い下げは無いように思う
24600くらいはありそう pic.twitter.com/r5QnStOLQB
— 堅実なる投機家@-491万7112円・原油相場で負けた男 (@kenjitutouki) May 16, 2020
上記ツイートで大枠について述べていますが
この内容をもう少し深く掘り下げて分析していきます。
ダウ30のCFTCの大口のポジション比較
2020年5月05日と5月12日を比較
- 大口は年初来の売りポジションの増加を更新しました(6度目)
- 小口も大口と同様に売りの方が多い状態です
ダウ30の個人のポジション比較
個人は23700ドル台で売りで捕まっていましたが
かろうじて23600ドル台に下がってきたので
売りポジを逃がしている人が若干いるようです。
ただ、まだまだ売りが多い状況で
週足の200日SMAあたりで買い支えられてるのを見ると
ショックのような酷い下げ方は無いように思います。
ダウ30 テクニカル分析
先週のサポートラインおさらい
- 週足の200日SMAを僅かに下回りましたが、週の終わりに、この付近まで戻って引けました
直近のサポート
23630 ブルーの線
ここは週足の200日SMAがある場所で
若干、下割れる事もありましたが、
週の終わりに、この辺りまで戻してきているので
それなりに買い支えが入る場所だと思います。
直近のレジスタンス
24682 ピンクの線
2020年2月28日に底打ちと見せかけたダマシ下髭となった場所です。
ここで多くの人が捕まってロスカットになった人が多いんじゃないでしょうか。
今度は、個人が踏みあげられた挙句、ドテン買いをして下落した場所に変わっています。
この事からレジサポ転換ラインとして機能していると思われます。
ダウ30 ファンダメンタルズ分析と値動き
2020年5月11日(月曜日)から5月15日(金曜日)の週のファンダメンタルズを分析していきます。
5月11日(月曜日) ダウ30のファンダメンタルズ分析
下落して終了
早すぎる経済活動の再開から新型コロナウイルス第2波を警戒して
株価が下落しました。
高値24576 → 終値24205(-371pips下落↓↓)
5月12日(火曜日) ダウ30のファンダメンタルズ分析
大きく下落
アメリカのアレルギー感染症研究所のファウチ所長が
新型コロナウイルスの第2波のリスクを警告した発言と
中国や韓国、ドイツなどで新型コロナウイルスの新たな感染が確認された事で
新型コロナウイルスの第2波を警戒した利益確定売りが出て
株価が大きく下落しました。
高値24387 → 終値23566(-821pips下落↓↓↓)
5月13日(水曜日) ダウ30のファンダメンタルズ分析
まずまずの下落
FRBのパウエル議長が新型コロナウイルスの影響で
アメリカ経済が長期にわたって低迷する恐れがあるとの見通しを示しました。
これが嫌気されて株価が下落しましたが
市場では従来予想よりも大幅な景気後退を織り込んでいると報道され
株価はまぁまぁの下落で終わりました。
高値23880 → 終値23318(-562pips下落↓↓)
5月14日(木曜日) ダウ30のファンダメンタルズ分析
下髭の陽線で終える
トランプ大統領が中国に対して
- 新型コロナウイルスの対応について失望した事
- 中国と断交の可能性についても言及した事
- 現段階では習近平国家主席との対話を望んでないと発言した事
これらの発言が嫌気されて株価が下落しました。
しかし、経済への回復期待から、株価は買い支えられ
大きく戻して下髭陽線で終わりました。
安値22797 → 終値23622(+825pips上昇↑↑)
5月15日(金曜日) ダウ30のファンダメンタルズ分析
陰線十字足で終える
アメリカの4月の小売り売上高が-16.4%と統計を開始した1992年以来の
大幅落ち込みを2カ月連続で更新した事が嫌気されました。
またアメリカの商務省が中国の通信機器大手ファーウェイへの
半導体輸出規制を強化すると明らかにした事で
中国側がアップル、シスコシステムズ、クアルコム、ボーイングを含む
米国企業を「信頼できない実体リスト」に加える用意があると
報復的な報道をしたことが嫌気されて株価が売られました。
しかし、経済活動の再開が期待され石油需要の回復から
原油価格の上昇しており、強弱マチマチの展開で週を終えました。
始値23622 → 終値23604(-18pips)
週の終値を比較
3月13日 23017 ←ここを明確に超えてきた
3月20日 19198 ←ここを底打ちと判断
3月27日 21549
4月03日 21053
4月09日 23792
4月17日 24269
4月24日 23776
5月01日 23730
5月08日 24391
5月15日 23604 (-787pips下落)
まとめ
ダウ30の相場状況をまとめると
- 新型コロナウイルスの第2波を警戒した売りで株価が下落
- アメリカの経済指標が過去最悪を記録しているが、経済活動の再開が確認されてる中で、最悪の状況は織り込まれてる感じ
- アメリカと中国の新型コロナウイルスを巡った対立が今後の株価に影響するか見極める必要あり
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